マレーシアからバーレーンへの連戦

 先週末は第2戦マレーシアGPが開催され、今週末は第3戦バーレーンGP。
 慌ただしいスジュールの中、シーズン初旬のアジアラウンドが進んでいきます



 マレーシアGPでの優勝は、メルセデスルイス・ハミルトン
 これでメルセデスは幸先の良い2連勝と言うことになります。
 しかし、オーストラリアGPではチームメイトのニコ・ロズベルグが優勝したのですが、ここでのロズベルグは2位。
 今季のチャンピオン候補筆頭とも言われたハミルトンは、開幕戦ではマシントラブルでリタイアとなりましたが、第2戦ではロズベルグに終始リードした状況で盤石の優勝となりました。
 この2人のチームメイト争いも楽しみですね。


 しかし、3位にはレッドブルの王者セバスチャン・ベッテルがつけており、チームメイトのダニエル・リカルドもピットでのトラブルが発生するまでは4位を走行していたなど、レッドブルが開幕前の遅れを取り戻しつつあるようにも感じたレースでした。
 4位にはフェラーリフェルナンド・アロンソ
 キミ・ライコネンはスタート後の接触により12位フィニッシュとなりましたが、その後は猛追を見せていましたし、2チームをフェラーリが追う形となるのでしょうか。
 もう少しフェラーリあたりが上位をうかがえるようになれば、面白くなってくるのかもしれませんが。



 チームの地元マレーシアで小林可夢偉は3ストップが多い中2ストップ作戦を選び、一時ポイント圏内を走行。
 ロータスのロメイン・グロージャンなどと激しいバトルを見せるなど、らしさを見せてくれたと思います。
 高い目標を掲げている可夢偉のことを考えれば、最終リザルトは13位は決して手放しで喜べる結果ではなかったかもしれませんが、それでも初完走で十分走れていたわけですしチームメイトのマーカス・エリクソンも14位と、今後への手応えは感じる結果となったのではないでしょうか。
 金曜日にトラブルでまったく走れなかったことを考えれば、あれでベストと言えるのかもしれませんね。


 今週末はバーレーン初のナイトレースとなります。
 これがどのようなドラマをもたらすのか、注目ですね。



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