合同テスト終了 来週豪州で開幕
1月下旬に行われたへレスでのテストに続き、先週・先々週とバーレーンで合同テストが行われましら。
バーレーンテストで初めてロータスの新車E22を正式公開。
新しいレギュレーションに合わせるため、多くのチームがノーズ先端を細めて伸ばしたり潰して平らにしたような形状にする中、ノーズが先端で2本の牙に別れる非常にユニークなマシンになっています。
エキゾーストなどリア周りも変化にとんだマシンとなっており、奇抜な発想が見受けられます。
ロータスはチームの名称がベネトン、ルノー、ロータスと変わり、メンバーも入れ替わってると思うのですが、昔から独自の発想でマシン造りをしています。
月日はたっても特徴はチームに残る…というのはサッカーなどでも見られる部分がありますね。
また、新車の画像は1月にはtwitterの公式アカウントでアップされていたのですが、このアカウントも色々とジョークを交えることで有名なのですが、このチームは昔からおふざけが多いことも特徴でした。
twitterでのジョークが多いことと2本牙の奇抜なマシンデザインもあって、当初マシンの画像がアップされた時も、本当なのか疑われるほどでした。
テストの方はへレステストでトラブルが多く、ほとんど走行距離を稼げなかったルノーエンジンが注目されました。
しかし、バーレーンテストでもようやくトラブルは減ってきたものの、他エンジンに比べると厳しくタイムも伸びない状況で。
しかも、今年はコスト削減もあって、一度ホモロゲーションされるとシーズン中のエンジン開発は原則禁止ということになる厳しい事態に陥っています。
このままでいけば開幕してもエンジン差が大きく、メルセデス、フェラーリ、ルノーの順に搭載エンジンことに順位が決まっていく可能性もありそうです。
ルノー搭載のチャンピオンチーム・レッドブルも、現状だとかなりの苦戦を強いられそうです。
そんな中でもレッドブルが意地を見せるのか。
テストで好調だったメルセデス、ウィリアムズがシーズンを引っ張るのか。
2チームからは少し遅れているようにも見える名門マクラーレンとフェラーリは、三味線を弾いているのか。
小林可夢偉のケータハム・ルノーはとりあえずは完走狙い?
それでも新レギュレーションのエンジンでトラブル多数となれば、もしかしたらチャンスもあるのかもしれませんが…。
F1は来週末オーストラリアから開幕となります。