鳥栖との練習試合は0-2、0-0
沖縄キャンプレポート Vol.12(ジェフ公式サイト)
沖縄キャンプレポート Vol.13(ジェフ公式サイト)
本日のトレーニングマッチの結果について(ジェフ公式サイト)
J1鳥栖との練習試合は、公式戦同様の45分×2本の試合を2試合を行い0-2、0-0だったそうです。
相手は一時期J2で昇格を争ったライバルだったので、あまり格上に見たくはない相手です(笑)
予算も物価の違いなどはあるかもしれませんが、こちらの方が多いくらいですし。
しかし、3年間もJ1にいれば選手も集めやすくなりますし、それだけの実力もあるということ。
J2時代から戦ってきた豊田もジェフ戦での2ゴールに絡み、代表と絡めた記事が出ていますが、豊田もJ1にいってからさらに成長したところがあると思いますし。
豊田のような選手がJ2から頑張って、代表レベルにまで活躍できるというのはJ2の選手にとってもモチベーションになりますよね。
ジェフの選手もそのレベルを目指して頑張ってほしいと思うのですが
その鳥栖相手に2失点で済んだということは、守備に関しては悪くなかったのでしょうか。
もちろん攻撃と守備を別々に考えるのは、本来あまり良いこととは思えません。
例えば守備的に引いて守れば失点は減るかもしれませんが、その分ゴールも遠く可能性もありますからね。
一方で無得点だったことは、残念なことではあります。
これでジェフは横浜FC戦に続いて、ゴールが奪えなかったことになります。
しかし、横浜FC戦では主力候補とベンチ入りを争うメンバーと、出場選手をシャッフルした印象もありましたから、苦戦したのも仕方がないのかな?とも感じていました。
そんな状況で鳥栖戦を迎えただけにどんなメンバーで戦ったのかがすごく気になっていたのですが、今回はメンバー発表なしということだそうです。
細かいところでは、田代と勇人、田代と山口慶といったボランチコンビは試しましたが、田代と健太郎は試すのかどうか…といったところも注目していたんですけどね。
今までの感じだと田代を軸として考えているのかな?と思わなくもないのですが、一方で昨年中盤で最多出場を誇る健太郎とのコンビはそれまでの練習試合ではなかったですからね。
これは様々な組み合わせを試しているからなのか、それとも田代と健太郎を同じ役回りとして考えているからなのか…。
メンバーの非公開に関しては、チームとしての意向ならばサポ・ファンも理解すべきことだと思います。
ジェフが情報統制の話を強く言い始めたのは、ミラー監督の頃からだったと思います。
リバプール元ヘッドコーチだったミラー監督は、チームの情報漏えいを激しく嫌い、非公開練習の重要性なども話していました。
ジェフはリバプールほど注目もされていないし、そこまで気にする必要もない気はしましたが(笑)
それでもそれによって監督やチームが戦いやすくなるというのであれば、その方向で行くべきだろうと思っていました。
それまでのジェフは、情報統制を厳しくは考えてきていなかったと思います。
むしろオシム監督などはチームの練習や情報をオープンにすることで、サポーターとの距離を縮められるとまで話していました。
サポーターと友好な関係を築き上げることは監督の仕事をしていく上で重要だという話もしていましたし、サポーターへのオープンな姿勢というのも1つのポリシーだったのではないかと思います。
ただし、それでもチームからの情報があまり出てこなかった、引き出せていないように感じたのは、クラブの広報力の問題だろうとも感じたわけですが(笑)
どちらの考えが良い悪いというわけではなく、監督の考えに従ってその方向に集中していくということ。
昨年は「一体感がなかった」という意見をよく聞くききましたが、それを聞くたびにじゃあ"一体感"ってなんだろう?と思っていたわけですけど、そういったチームが打ち出した方向性をクラブ関係者全員が理解して実行していくことではないかと思います。
監督批判も少なくないように感じますけど、サポーターがチームを信じられていないのに、選手やスタッフにばかり"一体感"を求めるというのは、間違っていますよね…。
話が逸れてしまいましたけど、気になるのはミラー監督以降情報統制が厳しくなった印象ですけど、本当にそれ以降の監督たちは情報統制をそこまで気にしているのかという部分。
鈴木監督は試合後の会見で自ら怪我人の話をしたこともあったと思いますし、江尻監督や木山監督も情報を隠すようなことはしていなかったような印象なのですが…。
それにこの時期に情報を隠しても、ジェフはどうしてもちばぎんカップで他チームに手の内を明かすことになる。
近年の柏のようにちばぎんカップでもメンバーを隠すというのであればわかりますけど、ジェフは今年もそんなことをしないんじゃないかと思いますし。
あるいはちばぎんカップで勝つために情報をシャットアウトするというのであれば理解できるかもしれませんが、それも現実的な発想ではないように思います。
情報を遮断することも一概に悪いこととは言えませんけれども、どういった経緯でそうなったのかがちょっと気になるところですね。
無暗な情報統制は逆にクラブへの不信感を抱きかねないですし、そういった部分が個人的にも最近気になっているクラブとサポーターとの距離にもつながっているような気がします。
ただ、その代わりと言っては良くないのかもしれないですけど、メンバーを発表できない分、仲村・浦田のコメントを掲載しているところは、頑張ったところなのかなとも思いますけどね。