FC琉球との今季初の練習試合は5-0で勝利

本日のトレーニングマッチの結果について(ジェフ公式サイト)
沖縄キャンプレポート Vol.8(ジェフ公式サイト)
沖縄キャンプレポート Vol.9(ジェフ公式サイト)
【TRM結果】FC琉球 vs ジェフユナイテッド市原・千葉 トレーニングマッチの結果FC琉球公式サイト)


 2月3日、ジェフはFC琉球と今年初の練習試合を行いました。
 30分を4本行い、1本目、2本目は0-0、3本目は4-0、4本目は1-0でジェフは勝利したとのことです。


 相手は今年からJ3で戦うチームでしたし、この時期の結果に大きな意味はないとも言えるかもしれませんが、それでも鈴木監督の行っているように「勝ち慣れる」ことは大事なのかもしれません。
 昨シーズンは早々に試合を諦めてしまうことも少なくなかった印象ですから、自分たちに自信を持つことが大事なのではないかと思います。
 今年もベテラン過多の状況はあまり変わっていないと思いますし、もっと余裕を持った勝利を見せてほしいところですね。
 メンタル面の部分は昨年のジェフの大きな課題だったと思います。



 メンバーから考えるスタメンは、このような感じでしょうか。
 まず1試合目。


−−−−−−−練習生−−−−−−
−−井出−−−大塚−−−田中−−
−−−−健太郎−−山口慶−−−−
−山中−−大岩−−キム−佐藤祥−
−−−−−−−高木−−−−−−−
(佐藤祥が浦田に途中交代)


 練習生がどのポジションかはわからず、大塚あたりがFWをやった可能性もあるかもしれませんが、それ以外はだいたい予想できるメンバーではないかと思います。
 …といっておいて、大きく間違っていたら申し訳ないですが(笑)
 やはり佐藤祥は右SBなのかなと。
 右SBは決して層の厚いポジションではなく若手選手も少ないですから、今年1年で成長して試合に出場できるようになるといいですね。


 続いて2試合目。


−−−−−−−ナム−−−−−−−
−−谷澤−−−町田−−−兵働−−
−−−−−田代−−勇人−−−−−
−中村−−山口智−竹内−−天野−
−−−−−−−岡本−−−−−−−
(天野が浦田に途中交代)


 こちらも前線の組み合わせがわかりにくいですが、ナムか谷澤のどちらかの0トップ気味だったんでしょうか。
 兵働と谷澤のポジションも変わる可能性がありますが、プレーオフ徳島戦だとこんな並びでしたね。
 まぁ、このあたりの細かなポジションはそこまで大きな問題ではないのかなと、
 1トップをしっかりと置かない場合は、流動的になりますしね。


 それよりもケンペスと森本、戸島あたりがいないことがちょっと心配ですが。
 昨年FW不足に苦しんだだけに、自分がそこがトラウマのようになっているところがある気もします(笑)
 まぁ、ケンペスは合流が遅れただけに、単純に調整不足による欠場の可能性もあると思いますが。


 …調整不足と言えば、また谷澤はオフに太ったんですかね。
 シーズンに間に合えばいいとはいえ、こちらも少し気になる問題です。
 風邪などにも気を付けてほしいところですが。



 メンバーを見ると、2試合目が主力組ということなのでしょうか。
 あるいはこれまでの練習でも年齢別に分けていたため、2試合目がベテラン中心のグループという可能性もあるのかもしれませんが。
 もし2試合目が主力組ということであれば竹内、勇人あたりは、少し意外とも言えるかもしれません。
 現時点でのコンディションの差などもあるかもしれませんが、2人の今後にも注目ですね。


 得点者は町田、ナム、勇人、兵働で、兵働が2ゴール。
 町田はチームの軸として期待したい選手ですが、ゴール前での制度を課題としてあげていました。
 ナムも技術はあるものの、決定力が課題の選手。
 兵働もエキストラキッカーとして期待していますが、コンディションには課題の選手…ということで、注目の選手たちが結果を残している印象があります


 そして、勇人に関しても考えてみれば田代がアンカーでがっちり守備を固めボールを散らせることができれば、トランジションとバランス面に長けた勇人は相性がいいのかもしれません。
 2列目が受ける姿勢を見せるサッカーがベースなだけに、飛び出しをうまくからめられるかはわかりませんけれども、それでも運動性などは昨シーズンのジェフに足りなかった部分ですし、可能性は広がるかもしれない。
 ボランチの組み合わせは、今後もいろんな形が試されいくのではないかと思いますし楽しみですね。



 試合内容に関してはわかりませんけれども、メンバーもわかって試合の結果も出たということで、それだけでもワクワクするものがありますね。
 もちろん基本"マイナーチェンジ"のチームですから大枠は変わらないことは当然ですが、だからこそフォーメーションだとかどんな意味のある起用法なのかなどを予想することは出来る。
 昨年の課題を踏まえて、より良いキャンプをこなしていってほしいですね。