今年初のへレス合同テスト終了
先週行われたへレスでの合同テスト。
予想外に苦戦したのが、チャンピオンチームのレッドブルでした。
ルノーは新しくなったERSとV6エンジンの開発が遅れているという情報は昨年末の早い段階に出ていましたが、予想以上に厳しい状況だったようでルノーエンジン搭載チームはトラブルで走行距離を稼げない状況に。
その中でも特に酷かったのがレッドブルでした。
レッドブルは空力的に攻めたマシンづくりをして、排熱面で苦しんでいるのでしょうか。
ロータスは他チームからは遅れて2月に新車を投入予定ですがルノーエンジンの状況を考えると、結果的に正解だったかもしれません。
同じくルノーエンジンを搭載するケータハムも当初は信頼性に苦しんでいましたが、小林可夢偉がドライブした最終日は54周とまずまずの周回数を果たしました。
これでもテストとしては少ない方で午後はトラブルでテストを切り上げてしまったわけですが、それでも他のルノーエンジンチームに比べればまだよい方でした。
タイムに関しては、まだ言えるようなレベルではないですね…(笑)
ちなみに、他のチームではマクラーレン、メルセデス、ウィリアムズあたりが好調。
3チームともメルセデスエンジンですね。
フェラーリエンジンがその後に続くような形で、初テストではまるでエンジン競争のようになっています。
ケータハム加入後から小林可夢偉は、Youtubeで『KAMUI TV』をスタート。
以前からYoutubeでの配信はしていましたが、今年はよりYoutubeでの活動に強い意欲を感じます。
日本国内でもF1人気というのは決して高いものとは言えないでしょうし、今年も地上波での放送はなし。
加えて可夢偉は今回ファンからの募金でケータハムに乗れたということで、心境の変化もあったのかもしれません。
Youtube内でも「小林可夢偉を知ってほしい」という話をしていますが、『自分を伝えられる』という部分は"見られる職業"であるスポーツ選手において大事な一面ではないかと思っています。
ファンに見られて、応援されて、初めて成り立つ職種なわけですからね。
そのためには、待っているだけでなく自らアピールしていかなくては。
そういう意味でジェフはまだまだ足りない部分があると思うわけですが、それはまた別のお話ですね…(笑)
可夢偉のYoutubeでの展開にも期待しております。
こちらからどうぞ。