ル・マン24時間耐久レースで死亡事故が発生
6月22日〜23日にかけて行われたル・マン24時間耐久レース。
そこで不幸な事故が起こってしまいました。
LM-GTE Amクラスから参戦したしたアストン・マーチンのアラン・シモンセンが、スタート直後にクラッシュ。
そのまま帰らぬ人となってしまいました。
先日はF1カナダGPのマシン撤去中にマーシャルが亡くなる事故が起こりましたし、今月の14日にはスプリントレースでクラッシュしたNASCARドライバーのジェイソン・リフラーが亡くなっています。
カナダGPに関してはレース中の事故ではないものの、モータースポーツの評価という意味で残念な出来事だったとも思います。
そういった面も含めて安全性を高めていってほしいものですね。
ともかく、まずはお悔やみを申し上げます。
ル・マン24時間耐久レース、LMP1優勝は今年もアウディ。
トヨタは2位が最高で、3位にもアウディが入り、中嶋一貴のトヨタ7号車は4位と表彰台には上れませんでした。
LMP2に出場した中野信治(デルタADR)と井原慶子(ガルフ・レーシング)は、ともにチームメイトが走行中にクラッシュをしてリタイヤ。
LM-GTE ProクラスにAFコルセから出走した小林可夢偉は5位フィニッシュ。
ここまでのWECではアストンマーチンが速すぎて、BoP(バランスオブオアフォーマンス)というハンディをル・マンの前に修正したのですが、その結果アストンマーチンが若干遅くなりポルシェが速くなってしまい、AFコルセは2番手の位置から3番手に落ちてしまった模様です。
その中で同チームのジャンカルロ・フィジケラなどが率いる51号車を上回ったということですので、目立ちはしないもののまずまずの結果だったというところでしょうか。
ただ、F1復帰などを考えれば、この大舞台で目立っておきたかった…というのが、本音だと思いますけどね。
明日明後日の更新はお休み。
佐藤寿人が『小さくても、勝てる。』という本を27日に出したそうなので、左のサイドバーに入れておきました。