モナコでのピレリタイヤの状態に注目
スペインGPが終わってホンダのF1復帰も話題となりましたが、タイヤに関する問題も騒ぎになっています。
スペインGPでは多くのドライバーが4ストップを選択し、タイヤがバーストする問題も発生しました。
それによって、スペインGPの翌々戦にあたるカナダGPからタイヤのコンパウンドや設計などを変更するという話に。
しかし、これに対してタイヤをうまく使えておりスペインでも3ストップに成功したロータスや、スペインで優勝したフェラーリなど一部チームは反発。
ロータスなどはあらかじめ決まったタイヤに対してマシンを合わせることに成功しているわけで、言い分としては納得できる部分があるように思います。
ただ、バーストなどの問題は危険性を伴うわけで、そういった事態が予期できた場合のみシーズン中のタイヤの大幅な変更は認められているそうで。
結局大きな変更はなく、トレッドがはがれる問題だけを解消する形になるそうなのですが、技術的に可能なのか。
パフォーマンスにどれだけ影響がでるのか。
こればかりは、実際にやってみないとわからない部分があるような気がしますね。
さて、今週末はモナコGPが開催されています。
モナコでは予定通り、今までのタイヤのスーパーソフトとソフトタイヤが投入されます。
このタイヤがどれほどもつのか。
もたなかった場合に、抜きにくいモナコでどういった状況に陥るのかが注目ではないかと思います。
もしかしたら、大渋滞が起きるかもしれませんしね。
あまりにもタイヤのマネジメントばかりに注目が行ってしまうのはF1として、レースとしてどうなのかとも思います。
それがレースの1つのポイントであることは確かだとも思いますけど、それ以外の純粋なバトルというのももう少し注目できるような状況になってほしいところかなと。
まぁ、モナコは市街地コースということもあって、ちょっと特殊なレースになりがちですけどね。
明日、明後日は更新お休み。