ヤクルトがオフィシャルスポンサーに

　昨日はサポーターズフェスタがフクアリで行われました。
　参加された方、お疲れ様でした。

　その日の午前にはユナパで明治大との練習試合が行われ、4-1でジェフ勝利したとのこと。

　サポフェスの前に行われた練習試合ということで、多くの観客が集まったのではないかと予想されますが、出場メンバーに関しては今回も非公開とのこと。
　ただし、得点者に関しては発表されており、ジャイール、谷澤、大塚、米倉がゴールを決めたそうです。
　新加入のジャイールやレンタルから完全移籍となった大塚などがいきなり得点を決めているというのは、頼もしいですね。

　特にジャイールはJリーグでは未知数のところがありますしね。
　まぁ、まだ練習試合ですから安心するのは早いでしょうけど、明るい話題と言えるのではないでしょうか。
　スポニチにはジャイール関連でこのような記事もありますので、参考までに。

Ｊ２千葉は新外国人ＦＷジャイールが実戦デビューで初得点を決めた。前半１５分に先制点。鈴木新監督も「ドリブルシュートやキープ力は随所に良いところが表れたが、われわれが期待するのは得点。最初の試合で取ってくれて良かった」と及第点を与えた。

　さて、先週の話になりますが、ヤクルトがジェフのオフィシャルスポンサーになったことが発表されました。

株式会社ヤクルト本社　オフィシャルパートナー決定のお知らせ（ジェフ公式サイト）

　サポコミに参加された方にはすでに分かっていたようですが、ちょっと遅れて正式発表ということになりましたね。
　フクアリへの広告掲出、男子の練習着、そしてレディースユニフォームの胸スポンサーとなってくれるそうです。
　もしかしたらジェフレディースの活躍もあって、そちらメインでスポンサーになってくれたということだったりするんでしょうか。
　JRと古河の親会社関連以外の大口スポンサーは久しぶりということになりますから、とてもうれしいことだと思います。

　以前のジェフというのは、親会社以外のスポンサーも積極的に集めていた印象ですが、最近はめっきりそういった活動も見えてこない状況でした。
　不景気がそうさせてしまったのか。
　チームの成績が低迷しているせいか。
　古河からJRに主導者が変わったせいなのか。
　どれが理由かはわかりませんけれども、非常に残念な傾向で。

　甲府が成功したこともあってか、以前はジェフも小口でも多くの地元スポンサーを集める動きをしていたはずなのですけど、近年はそういった姿勢も見えなくなってしまっていた印象でした。
　サポコミで毎年発表されるクラブビジョンにおいては、「自主自立の経営」を掲げているわけですけど、実際には親会社への依存度が高まっているような気もします。

　もちろん親会社に頼ってうまくいくのであればいいのですけど、考え方によっては近年の短期でチームに結果を要求する流れも、親会社からのプレッシャーがあるのではないかとも思われていて。
　それが完全になくなることはないのかもしれませんけど、親会社への依存率を下げることによって、親会社の発言権を弱めるというか、プレッシャーを和らげる方向になってほしいなぁと。
　当然、親会社が急に梯子を外す可能性などもなくはないでしょうから、経営面でのリスクマネジメントも兼ねてということになりますが。

　まぁ、もう少し親会社が"スポーツに"理解を持っていただくか、口を出すならそれなりに多額のお金を出してくれればいいんでしょうけどね…（笑）
　親会社がいるサッカークラブなんて、Jリーグでは珍しくもなんでもないわけですし。

　ともかく、今回の件が良い方向に進んで、今後も親会社関連以外のスポンサー獲得につながるといいなぁと思います。