今週末、連戦でイタリアGP
いろいろあったベルギーGPですが、今週末には早くもイタリアGPが行われます。
小林可夢偉も巻き込まれる形となったスタートでの多重クラッシュを起こしたグロージャンは、1試合の出場停止に。
代わりにロータスのサードドライバーであるジェローム・ダンブロシオが出走することになりました。
ダンブロシオは08,09年とGP2で小林可夢偉のチームメイトだったドライバーであり、昨年はヴァージンからF1に参戦していました。
また、スタートでジャンプスタートを犯し、セーフティーカー後のリスタートではティモ・グロックと接触したマルドナドは、今週末のイタリアGPにおいてジャンプスタートで5グリッド降格、グロックとの接触で5グリッド降格処分となり、計10グリッド降格となりました。
グロージャン、マルドナドといったGP2出身の若いドライバーが多くの問題を起こしているだけに、パドックでは話題となっているようです。
決して遅くはないのだけれど、危険なドライビングをしてしまうことも多い。
より厳しいドライバー選考を求める声もあるようですけど、どう判断していくかという部分は難しいようにも思いますね。
一方、予選からタイムの出なかったハミルトンは、チームへの不満からテレメトリーのデータをtwitterに公開してしまうという問題を起こしました。
予選で使用した古いリアウイングに関して、チームの説明以上に新しいウイングを使用したバトンよりもタイム差が出たことに関してアピールしたとのこと。
チームは表向き大きな問題ではないと話していますが、ハミルトンとチームとの確執がよりはっきりしてしまったのかなぁと。
…しかし、こんなことをやっていると、さすがにほかのチームもハミルトンへの警戒心が高まるでしょうし、チームを移籍するにしてもまずい行動だったように思うのですが…。
今週末イタリアGPはモンツァで開催されます。
モンツァと言えば現在でのF1では少ない高速サーキット。
日本人としてはもちろん小林可夢偉の活躍に期待したいところではあるのですが、直線が遅いザウバーですからベルギーほど楽なレースにはならないのかもしれません。
とはいえ、勢いはあるはずですし、頑張ってほしいですね。
ところで、現在開催されているロンドンパラリンピックのハンドサイクル・タイムトライアル部門で、元F1ドライバーでCARTチャンピオンのアレックス・ザナルディが見事金メダルを獲得したそうです。
おめでとうございます!
7日にはロードレース、8日のリレーにも出場するそうなので、そちらも頑張ってほしいですね。