夏休みを終え、今週末からF1再開
長かった夏休みを終え、今週末からF1GPが再開となります。
舞台はベルギー。
伝統あるスパ・フランコルシャンでの開催。
休み明けにいきなりオー・ルージュを駆け上がるマシンを見ることができるわけで、今から楽しみです。
期間が空きましたので、チャンピオンシップを振り返ってみると、フェラーリのフェルナンド・アロンソが164ポイントでトップ。
近年まれに見る混戦となっている今期のF1GPですが、アロンソはその中でも着実にポイントを獲得し続けたことによって、2位レッドブルのマーク・ウェバーとは40ポイントもの差を広げています。
3位には122ポイントでレッドブルのセバスチャン・ベッテルで122ポイント、4位にはマクラーレンのハミルトンで117ポイント、5位にはロータスのキミ・ライコネンがつけ116ポイントと2位以下は混戦となっています。
フェラーリもマシン自体は厳しい状況で徐々に調子を上げてきている状況ではありますが、まだまだ後半に向けて誰がチャンピオンになるかはわからない段階だと思います。
後半戦になってどこのチームが抜け出すのか、あるいは混戦模様が続くのか。
どちらにせよ、あまりポイントの差はない状況ですから、粘り強くドライビングすることが求められるのかもしれませんね。
日本人の小林可夢偉は33ポイントで10位となっています。
しかし、チームメイトのセルジオ・ペレスは9位で47ポイントとなっている上に、2度の表彰台に登っています。
可夢偉も決してパフォーマンスは悪くなく運・不運の問題も大きいとは思うのですが、今後につなげるためには結果が重要視されるところもあると思います。
前半戦はマシンも悪くなかったですし、この調子が続けられるのであれば、目指すべきところは自身初となる表彰台、そして日本人初となる優勝というところになってくるのではないかと思います。
そろそろF1では来期以降の交渉も始まりますから、可夢偉には出来れば早期に周りを納得させるだけの結果が欲しいところです。
ただし、焦ってはいけないというところが、難しいところではあります。
可夢偉の第一目標としては、ペレスを追い抜くこと、そして、表彰台に登ることですね。