木山監督、高橋に関して「基本的にはSB」

 ちょうど本日20日から、Jリーグも夏の移籍ウインドウがオープン。
 明後日フクアリでジェフと対戦する甲府は、ブラジルでプレーしていたフェルナンジーニョの獲得を発表しており、ジェフ戦での出場が可能となる予定です。


 ジェフ対フェルナンジーニョと言えば、古い話ですけど2005年のナビスコ杯決勝を思い出します。
 アラウージョ、大黒とともに、3トップを形成していたフェルナンジーニョ
 PK戦にまでもつれる熱戦を繰り広げたわけですが、フェルナンジーニョは足がつって、PK戦のメンバーには入らなかったはずです。
 そのPK戦でジェフが勝利して優勝し、フェルナンジーニョが涙するシーンが印象的でした。
 ちなみに、G大阪側のキッカーには山口智もいたはずです。
 ナビスコ杯には勝ったジェフですが、それによる油断もあったのかリーグ戦ではG大阪にチャンピオンを奪われています。
 いろいろと懐かしいですね。


 フェルナンジーニョは、テクニカルで細かなドリブルがウリの選手で、攻撃に変化をつける部分を期待されているのでしょうか。
 ただ、甲府は前回見た感じだと攻撃面より守備面のほうが課題で、補強するならそちらの方なのかな?と思っていたのですが。
 今年はプレイオフもあるし、即効性の期待しやすい攻撃的な選手のほうが良いということなんですかね。
 これが"この夏のトレンド"になるんでしょうか?(笑)



 ジェフのほうは、ロボがようやくこの試合から登録できることになります。
 どれだけかかるかはわかりませんが、田中も負傷していますし、練習には参加してきたわけですから、早期の活躍にも期待したいところです。
 カウンターサッカーの受け手としてどこまで機能するのかが、気になるところです。


 また、BLOGORAによると、新加入の高橋峻希に関して木山監督は「基本的にはSB」と考えているのことです。
 個人的には意外でした。
 以前にもそこに関しては書きましたけど、現在のSBは中央に絞ることが多くCB的な仕事も求められますし、単純にタイプも大岩とは大きく異なるはず。
 攻撃面はともかくとしても、守備面はそのまま同じ仕事ができる選手ではないと思うのですが、多少周りのやり方も変えて…ということになるのでしょうか。
 まぁ、あまり強くない相手なら…とは思わなくもないですけど、最近は右SBを狙われていただけに、心配な部分もなくはありません。



 ともかく、そのほかのチームも徐々に補強に動いてきていますし、これによってまたどう情勢が変わるのか。 
 そういう意味で上位同士の対決で、フェルナンジーニョやロボなども加入したジェフ対甲府戦は、注目の一戦となるかもしれませんね。