レジナルド、徳島戦でデビューか?
明後日はJ2の第5節。
ジェフは2勝1分1敗で、徳島をホーム・フクアリに迎えることになります。
徳島もここまで2勝1分1敗と同じ勝ち点ですし、昇格争いのライバルとなる可能性のあるチームですから、大事な試合になりますね。
昨年J2で4位だった徳島は、今期から小林監督が就任。
小林監督らしく組織的な守備を目指している印象かなと思います。
しかし、最終ラインには個人能力でも守れるエリゼウもいますし厄介な相手ですね。
ジェフとしてはそこを崩せる攻撃力を見せることができるのか?というところが、重要になってくるのではないでしょうか。
ちなみに、ここまでエリゼウとDFラインでパートナーを組んでいるのは、元ジェフの福元となっています。
意外なところで最終ラインには、元名古屋の花井も入っています。
攻撃に関しては、鈴木達也と津田を中心としたサイド攻撃を基本としている印象です。
第3節までは19歳で188㎝の長身FWキム・ジョンミンを起用していましたが、前節はスタメンで前札幌のFWジオゴが使われていました。
ジェフ戦でどちらの選手が出てくるのかも気になるところです。
ジェフは前節の試合中に負傷した佐藤勇人の状態が気になりますね。
勇人が出ないとなると、兵働がボランチに入るのでしょうか。
しかし、横浜FC戦では兵働がトップ下からパスワークに絡んで成功していましたし、前節福岡戦もそこまで効果的にはいかなかったものの、狙いとしては同じだっはずです。
兵働をボランチに変えるのであれば、他の高い位置にパスの起点が作れるかどうかが重要になってくるのかなと思います。
パサータイプの伊藤をトップ下に起用し、兵働の代わりを任せるといった案も考えらるのかもしれませんが。
また、BLOGOLAによると、レジナルドが徳島戦でデビューする可能性も高いとのこと。
イタリアで怪我をしていて、少し時間がかかっていたんですね。
レジナルドを実際に見たことがないので何とも言えないですが、もしアタッカータイプで兵働を下げてトップ下で起用するとなると、2列目が全員アタッカーになってしまうので、バランスなどはどうなのかな?とも思います。
そのあたりのバランスを考慮した上で、最終的にどういったチョイスになってくのかは、楽しみな部分でもあります。
木山監督によると「チームプレーヤー」とのことで、そうなのであればチームとしては使いやすいでしょうし、チームに馴染むのも早いのかもしれませんね。
なお、記事ではレジナルドによって、日本サッカーの印象も語られています。
「日本のサッカーは走るという印象だったんですけどここまで走るとは思っていなかった。」
イタリアから見ていても、「日本のサッカーは走る」というイメージが強いんですね。
確かに今期のジェフもかなりの運動量が求められている印象です。
攻撃でももちろんですが、守備でも今のところ前からのプレッシングが効いていないと成り立たないような守り方になっているのかなと思います。
ただ、これから夏にかけて90分間プレスをかけ続けるのは、難しくなってくるのではないかという疑問もなくはありません。
ですから、攻守においていかに効率よく戦えるかも、これからは重要になってくるのではないかなと。
福岡戦でもそうでしたけど、攻撃において全体的にかなり前に急ぐ傾向があって、タメや緩急などが作れておらず、単調な攻撃になりがちになっていたところがあったように思います。
近年のジェフは勢いが先行しがちで落ち着きのないサッカーになる印象も強いですし、クレバーな戦い方を覚えるというのも1つの課題となっている印象です
しっかりとパスをつないで崩すサッカーをする上でも、タメと緩急の作り方とそこからの展開というのが非常に重要なポイントだと思いますし、そこが攻撃の質向上においても重要になってくるのではないでしょうか。
そのあたりが今後の試合で作れるようになるかどうか、見てみたいところだと思います。