マルシャ、HRTがニューマシンを発表
他チームに遅れてHRTとマルシャが今期のニューマシンを発表しました。
ヴァージンからチーム名を変更しマルシャとなったチームは、マクラーレンからの技術支援を受けることとなりました。
CFDだけでの開発を諦め、風洞も使用
マクラーレンからの影響を受けたのか、見た目を重視したのかはわかりませんが、ノーズは段差がないものとなりました。
しかし、全体的にのっぺりとしたデザインでリアなどを見ても、あまり攻めた開発が出来ていないのかなぁといった印象を受けます
画像はこちらなどで。
HRTの新車画像はこちらで。
フロントウイングなどのエアロパーツなどは作りが粗く、昨年型マシンに今期のレギュレーションを合わせ込んだ感じでしょうか。
ただ、段差ノーズにしても、リアの絞り込みにしても、現在のトレンドをどうにか吸収しようという感じはみえるのかな…?
この2チームが最下位争いをすることが濃厚だと思いますが、今期もHRTの方がどちらかと言えば上にきそうなのかなぁとは思ったりします。
まぁ、この順位の争いになると、運不運に大きく左右されることになるわけですが…。
(ポイント獲得は難しいでしょうから、最高順位で順位が決まることになります。)
Yahoo!JapanではメルセデスGPが新車を発表した時点で「今期F1マシンでそろう」と書かれてしまいましたが、これで本当に全車がでそろったことになります。
しかし、両チームとも5日に新車を発表。
4日までに行われていたバルセロナ合同テストには参加できませんでしたから、ほぼぶっつけ本番でメルボルンに向かうことになるはずです。
今年からクラッシュテストを通過できなければテストにも参加できなくなりましたから、その影響もあったのではないでしょうか。
果たして無事走行できるのか。
走行できたとして、107%ルールを通過して決勝に進出できるのか、下位チームの争いにも注目が集まります。