明日、五輪最終予選マレーシア戦

 明日はロンドンオリンピックアジア最終予選U-23マレーシア戦が行われます。
 現在の状況を確認すると、今のところU-23日本代表はグループCの2位。
 首位はシリア代表で勝点9、得失点差4。
 2位の日本代表も勝点9で得失点差4なのですが、総得点でシリアが8、日本が7となっており、僅差で日本が下に付けています。
 3位バーレーン代表は勝点6、得失点差-2、4位マレーシア代表は勝点0、得失点差-6の順となっています。


 アジア最終予選のレギュレーションは各グループの1位が、そのまま五輪本戦出場権を得れます。
 2位で終わると、各グループ2位の3チームによるアジア地区プレーオフが行われ、そこで1位になったクラブがアフリカとの大陸間プレーオフに出場し、それに勝てば本戦出場…とかなり険しい道が待っています。
 ちなみに、他グループの状況はというと、グループAでは首位韓国と2位オマーンが勝点1差で1位を争っており、グループBではウズベキスタンUAEが勝点同数で3位オーストラリアとの勝点差を5も広げています。
 どこも接戦で、オーストラリアはかなり厳しい状況ですね。



 当然日本代表としては残り2試合の勝利が求められることになるはずですが、マレーシア戦でできるだけ得失点差と総得点を稼ぐことが理想的な状況と言えるのではないでしょうか。
 裏ではシリア対バーレーンで行われその結果次第ではありますが、初戦でバーレーンはシリアに1-3で敗れており、あまりバーレーンを期待するのもどうなのかなと思いますし。 
 マレーシアはここまで全敗と実力は劣るわけですから、日本はアウェイとはいえ最後まで点を取りに行って良い状況になるのではないかと思います。
 そのためにも、まずは早い段階で1点取りたいところですね。
 前回のシリア戦ではその攻撃の部分が大雑把だった印象ですから、修正時間が少ない中でシンプルに基本的な攻撃のイメージを再確認する必要があるのではないかと思います。


 JFAの公式サイトによると、試合の中継はNHK-BS1で21:00から、テレビ朝日系で21:53から。
 キックオフは22時からを予定しているそうです。