ウィリアムズ、マルドナド残留を発表

 ウィリアムズがマルドナドの残留発表しました。
 今シーズンF1ルーキーとして参戦していたマルドナード
 序盤はミスなどが多かった印象ですが、夏頃には安定し評価を高め、その分チームメイトのバリチェロが退団するのではないかとも言われていました(チームとしてはマシン開発なども考え、ドライバー1人くらいは継続したいわけで)。
 しかし、調子が良かった時期も束の間、シーズン終盤にはまたミスの多いレースが続き、来期の残留も不透明と言われていました。
 タイプ的にガンガンいって、ミスもするようなドライビングスタイルではあるのでしょう。
 けれども、近年のF1はそういったタイプのドライバーはあまり好まれないですからね…。
 しかも、マルドナドのスポンサーであるベネズエラの国営石油企業PDVSAが、巨額の資金をウィリアムズに支払っていることがベネズエラ国内で問題視され、来期の支援が不透明になっていました。
 このままいけば交代か…とも思われたのですが、今回残留が発表になったということは、そちらの問題もクリアになったということでしょうか。


 一方、ヴァージンからロシアの自動車メーカー・マルシャに名称変更となったチームから、フランス人ドライバーのシャルル・ピックF1デビューすることになりました。
 チームメイトはティモ・グロック
 ピックは21歳の若手ドライバーで今年はGP2に参戦。
 フランス人ドライバーは久々ですね。


 ライコネンのF1復帰を発表したロータスルノーGP(来期からはロータス)がテストドライバーとして女性ドライバーのマリア・デ・ヴィロタを起用すると言う報道もありましたが、こちらはどうなるんでしょうね。
 今年も多くのテストドライバーと契約し話題性…というかスポンサー狙いなのかな?という行動をとっていたチームなだけに、可能性としてはあるのでしょうけど、名ばかりのテストドライバーになる可能性もあるかもしれませんね。
 契約すれば、金曜のテストでF1デビューとなる可能性はあることになりますが。



 その他のチームは、残留が多くなっています。
 フォース・インディアトロ・ロッソは両ドライバー未発表。
 ロータス、ウィリアムズはもう1人のドライバーが決まっておらず、HRTもデ・ラ・ロサの相方が決まっていません。
 下位チームに関しては、例年通りギリギリまで発表を伸ばし、スポンサーとの駆け引きをしていく可能性がありますね。