山形MF下村、京都MF工藤を語る

 天皇杯2回戦では山形MF下村対京都MF工藤が見れるかもしれないんですね。
 元ジェフ選手同士の対決はちょっと複雑な面もありますけど、素直に楽しみでもあります。


 長期の怪我から工藤に関して、下村がこんな話をしていたそうです、

16日にNDスタで行われる天皇杯3回戦。対戦相手の京都は現在5連勝と好調ですが、工藤浩平選手が先発し始めてからの連勝との関連を、「まさにそうじゃないですか」と断言するのは、千葉でチームメートだった下村東美選手。
「ふつうにボールを落ち着かせられるし、チーム全体の行くところ、行かないところのコントロールができる。それが京都のひとつ足りなかったピースじゃないですか。それがそろったという感じ」(BLOGOLA

 まぁ、ゲームメイクに関してどこまで出来ていたか…というのは、少し悩むところでもありますけどね。
 ボランチに入った時の工藤というのは、それなりにゲームメイクもできていたと思います。
 2010年に入ってからの工藤は、トップ下で起用されることもあって、よりマークが厳しくなりフィジカル面もあって苦労した印象もありますが。


 伊藤にも同様にゲームメイクの部分を期待したいですよね。
 セットプレーに関しては現時点でも大いに期待できるし、スルーパスを出すテクニック、視野、タイミングなども素晴らしいと思います。
 ただ、そこから試合全体を作るという能力。
 自分からボールを要求してあえてリズムを遅らせてみたり、他の選手を動かして加速させてみたり、試合の流れを読みながらチーム全体を動かすというのが難しいんでしょうね。
 そのポテンシャルは十分ある選手だと思うので、ぜひ今後に期待したいと思います。