先は長いがまずは新体制での一勝を

 今シーズンも残すところリーグ戦であと4試合となってしまいました。
 実は大分戦はリアルタイムで観戦できず、1-1という残念な結果を知ってから録画したものを見たので、試合を見るまでは「面白いことが見つかるだろうか?」「ブログで何か新しいことが言えるだろうか?」なんて不安もあったりしました。
 まぁ、実は毎週少なからずそういった不安を持っていたりもするのですけど、意外と実際に試合を見れば毎戦どこかに新しい発見が出てくるもので。
 良い面でも、悪い面でも…ですけど(笑)


 大分戦などは久保の裏の抜け出しや村井のゲームメイク&攻撃参加も見れたし、新チームの攻撃に関しての意図するところもある程度わかってきた気がします。
 その背景には前半の大分の守備に問題があったというところも正直あったとは思うのですけど、それでも結果は残念でしたが見るべきところは十分あったんじゃないかなぁと思います。
 こうやって毎週、何かしらのものを書けてかけているというところに、サッカーの奥深さを感じたりもします。
 それがしっかりと自分のブログで表現出来ているかどうかは、別問題として(笑)



 まぁ、そんな自分の内部事情は放っておいて、明日は鳥取戦です。
 鳥取は現在勝点31で19位。
 最下位は岐阜ということになっていますので、参戦1年目にして最下位からは免れる状況となっています。


 ジェフとは5月上旬に対戦し1-0でジェフが勝利。
 この時の鳥取は1ボランチオーロイの前のスペースを見て、他選手と共に2列目をケアするというオーロイ対策を見せてくれた試合だったと思います。
 ジェフには負けたものの、明確なオーロイ対策を成功させた初めてのチームと言ってもいいのかもしれません。


 そこまでじっくり鳥取を追っているわけではないですが、相手のサッカーしっかりと研究できて、戦術的なベースの部分もできている部分がある印象を受けます。
 個人的には北九州のパスワークなどのベースも1年目から見えているところがあったと思っていますので、岐阜も現在は19位ですけどうまく補強などをしてチーム全体がこのままスケールアップできれば、来年化ける可能性も十分あるんじゃないかなぁと思ったりします。
 ただ、そこからJ2で上位争いをするにはさらにもう一歩伸びていかなければならず、J1で勝負できるチームを作るにはもっと大変な労力が必要になってくるんでしょうけどね。
 ジェフもそう考えればまだまだ先は長いというか、2年連続で厳しい状況に立たされていますが、本当の”成功”という意味ででは「惜しい」レベルではないんだろうなぁなんて思いもあったりします。
 J1に昇格したことないチームにとっては、まずはJ1昇格が目標で良いとは思うのですけど、ジェフの歴史や規模などを考えればそこでお終いということにはならないと思いますし。


 鳥取にとっては明日は初のフクアリだと思うので、良い思い出を作っていってほしいですね。
 一方のジェフとしては、いわゆるオリジナル10としての貫録を見せてほしいなぁと思います。
 混迷を極めるジェフではありますが、ともかくまずは神戸監督体制での1勝が先決なのでしょう。
 ホーム・フクアリですし、明日の試合はしっかりと勝ちにいってほしいと思います。