楽山所属の深セン、2部降格が決定

 今期からトルシエ監督が指揮をとり、巻、楽山などを補強した深センですが、残念ながら先週末の試合で2-3と敗れ、来季の2部降格が決まってしまったようです。
 今期の深センは戦力的な問題が大きく、トルシエ監督やレギュラーの楽山、退団した巻などの評価はさほど悪くはなかったようなのですが、結果には結びつかずリーグ最下位となっています。



 深センでは3年計画でのチーム作りを目指していたトルシエ監督ですが、来年はどうなるかわからないようです。
 中国のこちらの記事などによるとチームは降格したが、トルシエ監督の人気は高くなんと昨年チャンピオンの山東魯能が獲得に興味を示しているとか。
 巻もエルゴラのインタビューで言っていたように、確かに深センの今期のサッカーは中国では数少ない組織立ったパスをつなぐスタイルで、その他の大味なサッカーとは違う部分があったと思います(ただ、上位チームなどは外国人監督を招聘し、組織の整ったサッカーが出来ていましたが)。
 そのあたりが中国で評価されており、上位チームへの移籍の可能性もあり得るのかもしれませんね。
 それにしても1年間指揮をとって降格させてしまった監督が、上位チームに引き抜かれるというのは、日本ではめったにない気がしますが(笑)


 トルシエ監督の動向によっては、楽山の将来も変わってくるのでしょうか。
 楽山は先週末の試合でもFWキレンの得点をアシストを記録するなど、活躍しているようなのですが。
 ともかく、来季も良い環境でプレーできることを、期待しております。