鳥栖、徳島と勝負の2連戦!

 ともかく、まずは目前の試合ですね。
 本日は大事な大事な鳥栖戦が実施されます。
 ここまでくればどの試合も負けられない試合となってくるわけですけど、相手は現在2位の鳥栖ですから昇格争いのライバルに勝ち点を与えないという意味でも重要な試合となってきます。


 試合前の順位表をチェックしておきましょう。


       勝点 得失点差
1位 FC東京  64   +39
2位 鳥栖   57   +29
3位 徳島   55   +16
4位 札幌   53   +9
5位 千葉   51   +9
 今シーズンも残り7試合のみですから、決して楽な状況ではないですね。
 まずは3位から1試合分の勝点差の中に入ることが、肝心ではないでしょうか。



 ジェフはこの試合、深井が出場停止となりますが、監督が変わって以前ほど戦術的な深井への依存度は高くないのではないかと思います。
 もちろん深井のスピード、決定力は今でもチームの武器の1つではあると思いますが。
 それよりもむしろ欠かせないのは、中盤の3人ではないでしょうか。
 中盤の3人が細かくバランスを修正しながら、動き回って素早くパスをつないでゲームを作るのがチームの中心になるのではないかと思いますが、そういったタイプの選手というのは多くない。
 ゲッセルにそれがうまくこなせるのか?という疑問もありますし、もともとボランチタイプの選手が少ないですからね。
 山口は中盤に戻すのかと思ったのですが、右SBで起用されましたし。
 SBが他にいないという問題もあるのでしょうが。


 ウイングだと他に太田や林、青木孝太などもいると思いますし、少なくとも人数が足りなくなるということはないのかなと。
 FWは運動量豊富に体を張れる選手ということになるのでしょうから、久保の次だと孝太や米倉が候補ということになるのかなぁと思います。
 オーロイ、大島といった背の高いFWもいるわけですけど、プレッシングは期待できないだけにスーパーサブ的な扱いになるのでしょうか?
 そうなるとオーロイの怪我が回復しても2人も必要ない気がしますし、夏の補強が勿体のないことになりそうな気もします。
 このあたりにもコロコロと監督を変える悪影響が出てきそうですね。
 まぁ、来年どうなるかは誰にもわからない状況ですけど(笑)



 栃木戦を見た限りでの課題はビルドアップだと思います。
 栃木戦の前半序盤はボールを上手く中盤で拾えて、そこからチャンスが作れていたことを考えれば、上手く中盤でボールを持てればチャンスは作れる可能性はあると思います。
 後半はうまくボールを奪えず、GKからのロングキックでボールを失うシーンが多かったですから、そのあたりを改善出来れば…と期待しています。
 残念ながら時間はない状況ですから、試合中も含めて修正していってほしいと思います。



 ともかく、ライバルとの直接対決は1試合で大きく差をつけられてしまう可能性もあるということになりますが、逆に言えば一気に差を詰めるチャンスでもあります。
 本日の鳥栖戦、そして次の徳島戦も含めて、ぜひともジェフの勝利を祈りたいところです。