桜井孝太郎、英F3ルーキークラスタイトル獲得

 桜井孝太郎がイギリスF3ルーキークラスチャンピオンに決定したとのこと。
 プレスリリースによると、5戦待たずしてのチャンピオン決定。
 しかも、17歳でのチャンピオンは史上初とのことです。


 しかし、イギリスF3ルーキークラスのレベルってどんなもんなんだろう?と調べたところ、初めから2台しかエントリーしていないカテゴリーなんですね。
 しかも、シーズン途中にトップに立っていたドライバーは、インターナショナルクラスにステップアップ。
 一時は桜井一台しか走っていなかったことになります。



 シーズン序盤は危険なクラッシュなどもあって「まだF3は早過ぎたのではないか」とも一部では言われており、シーズンを通して見るとあまりよい状況ではなかったようです。
 というか、そもそもこういったカテゴリに参戦させてしまった、マネジメントに問題があるのではないか…と。
 今回の代理店が出したであろうプレスリリースでも、いつものように「12勝目」「ファステストラップを獲得」「総合獲得ポイントを321点」「史上最年少チャンピオン」と快挙を煽るような書き方をされていますが、本人の活躍とは噛み合っていない印象を受けてしまいますし。


 もちろん実力はあるのかもしれませんが、だからこそ大事に育ててほしいところではないかと思います。
 来季どのカテゴリに出場するかはわかりませんけど、地に足のついたマネジメントを期待したいですね。