ブラジルスポンサー、ブルーノ・セナを後押しか
こちらの記事等によると、ロータス・ルノーの親会社ジニー・キャピタルがブラジル企業と提携したとのこと。
ロータス・ルノーは資金難が言われており、以前にもブラジルスポンサーを探し、代わりにテストドライバーの1人ブルーノ・セナを昇格させるのではないかといわれていました。
しかし、今回の内容だと、ブルーノがレギュラー昇格となるのは開幕前に重傷を負ったクビサ次第で、来年以降になるのではないかという話だそうです。
もう1人のレギュラー候補で、GP2チャンピオンに王手をかけているロマン・グロージャンも成績不振を言われているニック・ハイドフェルドとシーズン中にも交代するのではないか?と一時期言われていましたが、最近はトーンダウンしている気もします。
それほどハイドフェルドの契約が堅く結ばれているということでしょうか。
考えてみれば、ハイドフェルドはクビサの代わりとして、開幕直前に契約を交わしているわけですが、その時点で有力なドライバーは既に他チームと契約を結んでいる状況でしたからね。
ハイドフェルドに有利な契約になっていたのかもしれません。
チームとしてはシーズン途中にもグロージャンあたりに交代させて、現状での実力を見極めたいというところもあるのではないかなぁと思っていたのですが…。
ただ、成績不振をいわれているハイドフェルドではありますが、改めてポイントランキングを見ると、チームメイトのペトロフの上に立っており、そこまで酷い成績でもないんですよね。
マシン開発でもペトロフより計算できるでしょうし、結局はスポンサーも込みで考えて、ドライバーを変えたいということなのかなぁと。
もしも来季ペトロフとブルーノではマシン開発に不安が残りそうですし、経験豊富なスタッフも軒並み退団の方向となっていますし、やはりチーム自体はじり貧状態なんでしょうか。
そう考えるとチームがクビサに期待する思いもわからなくはなく、復帰濃厚なんて記事も見ますが、そこはどうかなぁ…と。
あとはグロージャンの実力と予算次第なのかもしれませんね。