新潟FW大島をレンタル移籍で獲得

大島秀夫選手　ジェフユナイテッド市原・千葉に期限付き移籍のお知らせ（新潟公式サイト）
大島秀夫　選手の加入について（ジェフ公式サイト）

　思考回路が整理できないのは、暑さのせいでしょうか、それとも…（笑）
　オーロイが7月31日の横浜FC戦で負傷しましたから、代役として補強したと考えるのが自然ではないでしょうか。

　巻が東京Vの練習に初めて参加したのが4日。
　オーロイの正確な診断結果が出たのは2日ではありましたが、それまでにある程度の状況はわかっていたはずです。
　その段階で巻と東京Vの話は進んでいた可能性が高いと思いますが、巻ならばジェフが声をかければジェフを優先したんじゃないでしょうか。
　大島だって、話が来てすぐにジェフ移籍を決めてくれたのでしょうし。

　ようするに、状況としては選択肢の1つとして巻獲得は考えられたはずではないのかなぁと。
　中国での巻は後方からのロングボールに対して十分に競り勝っていたので（無論レベルの差などはあるかもしれませんが）、オーロイに近いプレーはできたと思いますし。
　加えて、プレッシングの質を高められることもできたんじゃないかなぁと思います。
　プレスに関してはドワイト監督の中でもやりたい意図は見えますが、オーロイが動けるタイプではないこともあってそこが穴になっている印象ですし。
　また、課題であるセットプレー時の守備に関しても期待できるなど、チームの戦力としてもプラスになる可能性は十分にあったはずだと思うのですが。

　自分自身でも驚いていますが、東京Vへの巻入団とか、無報酬報道よりも、自分の中ではショックが大きかったりします。
　まぁ、合わせ技なのかもしれませんが…（笑）
　結局「巻を獲る理由」は置いておくにしても、「巻を取らない理由」は徐々に減っていっているんですよね。
　そして、それらは昨年の退団時の理由の不明確さにも絡んでくると。
　『若手を育てたい（そもそも巻は世代交代という説明を受けていたはずで）』、『予算がない』、『ポジションがない』、『戦術が合わない』、『怪我をしている』…。
　じゃあ、それ以外に何があるのかな？という。

　もちろん大島には頑張ってほしいと思います。
　どちらかと言えば巻よりもオーロイに近いタイプではないでしょうか。
　しっかりと監督にアピールできれば単純にオーロイが現在の怪我で戦線離脱する期間だけでなく、それ以降の活躍も期待できるのではないかと思います。
　オーロイはスタミナなどに課題もあるわけですしね。