小林可夢偉、日本GP親子招待企画の抽選をUSTで配信

 小林可夢偉は今期F1でポイントを獲得するたびに、親子を日本GPに招待する企画を実施しています。
 現在のところ27ポイントとなっているため、27組54名の親子が招待されることになっているわけですが、これに対して6000通以上もの応募が集まっているそうで。
 これを知った可夢偉がこれまでの応募から漏れた中から、10組20名を追加で招待することを決定したそうです。


 このあたりの臨機応変さというか、手作り感がなんとなく可夢偉の人柄を示していますね(笑)
 まぁ、逆に言えば、例えば佐藤琢磨のようにスターっぽいオーラを出すような人ではないのでしょうけれども。
 それぞれに良さがあるのかな、なんてことも思うのですが。



 この抽選は可夢偉本人が行い、8月9日11時半からUstreamで配信されます。
 詳しくはこちらで。
 F1は夏休みに入ったわけですが、可夢偉は日本でのイベント…というかプロモーションで忙しい日々となりそうですね。
 ホンダやトヨタブリヂストンも撤退し、日本における唯一のF1の顔ともいえる存在ですから、仕方がないのかもしれませんね。


 昔は冗談で「日本人ドライバーの数が限定されて、そのドライバーにスポンサーが集中すれば、シート争いやマシン開発で有利に働くんじゃない?」と友人と話したことがあったのですが、全然そんなことはなかったですね(笑)
 企業がそっぽをむけば、その分日本人ドライバーは少なくなってしまうわけで、日本人ドライバーが少なくなるということは、企業からのF1への関心も失われている可能性が高い…。
 その時に優秀なドライバーがいるかどうかというのも重要なはずですが。


 可夢偉の場合は育成段階においてトヨタのバックアップが大きかったはずで、そのトヨタがいなくなったのは残念とも言えるかもしれませんが、まぁ、逆に選択肢が増えているとも言えるのかもしれませんしね。
 ただ、来年まではまだトヨタの契約が残っているという噂もあるそうなので、厳密に言えばフリーになるのは来年末なのかもしれませんが。