ジェフU-18佐藤、井出が2種登録、田鍋はシャルケに練習参加?

佐藤 祥選手、井出遥也選手トップチーム登録(ジェフ公式サイト)


 こちらは明るいニュースですね。
 ジェフU-18の佐藤祥、井出遥也がトップチームに2種登録されました。
 これによりジェフU-18に所属しながら、トップチームでも試合に出場できることになります。


 佐藤、井出は小さい頃から期待されてきた選手で、今期の初旬からはトップチームの練習にも参加。
 佐藤はボランチ、井出は右ウイングなど高めの位置でプレーできる選手なはずです。
 これからが非常に楽しみですね。
 トップチームへの練習参加は右SBの吉永哲也も加わっていたはずですが、今回は見送られたのでしょうか。


 強化指定選手である田鍋もベンチ入りすらできていない状況ですし、レギュラーメンバーは確立されておりベテラン選手も多いですから、実際に試合に出場するのはそう簡単ではないと思います。
 若手にやりたい放題やらせられる環境が作れればいいのでしょうけど(フェイエノールトの宮市のように?)、その枠は深井が担当している印象もあるジェフですし(笑)
 しかし、こうやって2種登録されれば、トップチームへの正式加入への意識も高まると思いますし、そういう点において意味が大きいのではないかなと思います。



 そして、その田鍋にもニュースが。

U―18日本代表MF田鍋陵太(18)=三菱養和=がドイツ強豪シャルケ04から練習参加のオファーを受け、近日中に渡欧することが29日に明らかになった。
(中略)
2月に名古屋の別府合宿(大分)に練習参加した際、ストイコビッチ監督から獲得オファーを受けた逸材には、川崎、浦和、山形、千葉も獲得に名乗りを上げている。(報知

 最近流行りの「若き有望日本人選手の海外移籍」なんて、ジェフにはまだ直接関係のない話かと思っていましたけど、田鍋がいたわけですね。
 さすがにこのパターンは、想像していなかったです。
 もちろん、まだ田鍋は正式なジェフの選手ではなく、例えJ1に昇格できたとしても、ジェフに入団できるかどうかはまだ分からないでしょう。
 記事にもある通り、名古屋、川崎、浦和など強力なライバルも多いわけですし。


 ただ、シャルケの練習に参加し良いプレーを見せれば、田鍋にとっては選択肢が広がることになる。
 シャルケに直接入団するケースだけでなく、シャルケ入団からのレンタル移籍や、その他のツテで野海外移籍なども会えり得るかもしれませんしね。


 若い頃からの海外移籍が良いのか悪いのかは、ケースバイケースでしょう。
 以前よりは海外のスカウトも日本人をしっかり見るようになったのか、大きなハズレはない気がしますが、それでもジェフから移籍したあの選手のようなパターンもあるはずですしね(笑)
 しかし、単純に選択肢が広がるという点においては、田鍋にとって良いことなのかなぁと。
 欧州クラブのトレーニングを肌で感じるというのは、今すぐではなくとも将来的な海外移籍のための準備の一環としても、有意義ではないかと思いますしね。



 ジェフとしては、単純に自分達の魅力を高めていくことを目指していくばかり…かなと。
 単純にジェフというクラブの”格”という部分だけでなく、欧州などに比べての地の利などもそうでしょうし、練習の雰囲気やフクアリの盛り上がりなども含めて、勝負していきたいところではないかと。
 それらをしっかりとアピールした上で、上手くいかなかったのであれば、それは仕方がないのかもしれないですね。
 もともと人気のある選手で競合するのはわかった上での強化していだったはずですし、簡単ではないことは見えていたはずで。
 その中でうまく巡り合わせがくれば…といった感じでしょうか。