オーロイは全治2〜3週間 伊藤大介も右膝を手術

オーロイ選手の怪我について(ジェフ公式サイト)


 横浜FC戦で負傷したオーロイ
 検査の結果、右膝前十字靭帯部分損傷と診断されたそうです。
 ジェフがこういった発表をするのは、非常に珍しいですね。
 試合中の負傷だったことや、目立つ選手ということもあるのでしょうか。
 ただ、やはり全治に関しては書かれていません。


 しかし、なぜかマスコミの方には全治2〜3週間との情報が流れたようで。
(多くのニュースで2〜3週間と書かれている中、時事通信だけ2〜3カ月となっているのですが、こちらは誤報でしょうか。)
 こんなことなら公式サイトの方にも出してくれればいいのに…とも思いましたが、ともかくこの診断が正しければ、長期離脱は免れるのかなと思います。
 まぁ、ねんざでも靭帯損傷と診断されることはありますし、靭帯損傷といっても、ケースバイケースですよね。



 最近のオーロイに関しては、オーロイ自身は後方からのロングボールの競り合い(しかし、それもビルドアップがうまくいかないジェフにおいては非常に重要な役割ですが)以外は大きな仕事はしていない印象ですが、それでもオーロイがいることで相手のCBやボランチオーロイ周辺に集まり、その分中盤の選手が動きやすくなる状況を作れている場合もあると思います。
 しかし、久保の場合はオーロイのように中央で待つのではなく、逆に広範囲に動き回ることで、ボールを引き出すタイプの選手ではないかと思います。
 久保には久保の良さがあるとは思いますが、オーロイとは使われ方が変わってくるわけで、チームとして久保の良さを活かせるような展開というのは、今のところあまり出来ていないかなぁといった印象を受けます。
 今回もそうですがオーロイ不在は今後も考えられるわけで、やはり久保起用時の戦い方を作っていかなければなりませんね。
 まずはビルドアップから…ということになるのではないかと思うのですが。



 また、怪我で離脱中の伊藤大介ですが、BLOGOLAによると、右膝の手術を行ったそうです。
 7月末に手術を行い、全治は本人もわからない状況ということで、こちらの方が長引く可能性がありそうですね。


 最近の伊藤は右ウイングで起用されていることもあって、なかなか活躍できていなかった印象です。
 やはりウイングにはまずドリブルなどでの仕掛けが求められている印象で、パサータイプの伊藤では難しいところがあるのかなぁと。
 なんとかそこからパス出しの起点になってほしかったのですが、こちらもチームの中での役割分担というのがあるわけですしね。


 それでも、1トップに動き回る久保などを起用する際は、パサータイプの伊藤がいた方が久保を活かせるのではないかと思っていました。
 ですから、オーロイの負傷もあって、これからの伊藤には期待する部分が大きかったのですが…。
 しかし、こうなっては仕方がないですね。



 J1昇格争いを考えると、ここでしっかりと踏ん張れるかどうかが、重要になってくるかもしれませんね。
 オーロイに関しては、年齢も年齢ですし、膝に負担のかかりそうな体格ですから、しっかりと治してほしいところだと思います。
 もちろん伊藤に関しても、焦ることなくリハビリに励んでほしいところです。
 医療面や変わりに入る選手も含めて、チーム力が問われることになりそうですね。