夏休み前のハンガリーGP
先週末の第10戦ドイツGPに続いて、連戦でハンガリーGPがブタペストのハンガロリンクで今週末開催されます。
このハンガリーGPが終わると、F1GPは夏休み。
ハンガリーの次は8月28日に決勝が行われるベルギーGPということで、かなり間が空くことになります。
スタッフなどの休暇的な意味合いも強く近年に作られたこの夏休みですが、ファンにとってはちょっとさみしい気持ちもありますね。
昨年のハンガリーでは予選後、車検の呼び出しに気付かなかったとして、ペナルティを受け23番スタートとなった小林可夢偉ですが、スタートで一気に順位を上げるとその後も安定したレース運びを見せ9位フィニッシュ。
先週のドイツGPのような粘りを見せた好レースした。
…とはいえ、出来れば予選でしっかりと良い位置につけて、より上を目指してほしいところですけどね(笑)
ちなみに、今までのセルジオ・ペレスとの予選の勝負を見ると、4勝4敗なんですね。
(トルコでは可夢偉が出走できなかったためノーカウント。カナダではペレスが出走できなかったため、これもノーカウント。代走したデラ・ロサには可夢偉が勝っています。)
相手が新人であることなどを考えれば、やはりもう少し予選でも良い結果を期待したいところではないかと思います。
2:1くらいの割合で勝ってほしいとは言わないので、せめて3:2くらいの割合で勝てればなぁ…と。
上位争いでは、地元ドイツで苦しんだベッテルが、ハンガリーで巻き返せるかが注目ですね。
ベッテルは今シーズンの初旬から「独走状態だと強いけれど、抜くのは苦手」なドライバーと揶揄されることが出てきてしまいました。
ポールからの独走が多くバトルの機会が少ないからそういった評価をされてしまう部分もあるのではないかと思っていたのですが、確かに中盤に埋もれたドイツGPではあまりよいレースが出来ていたとは言い難い状況でした。
マシンの絶対的な優位もなくなってきたようですし、今後、上位陣が混戦状態になっていくとすれば、バトル中のベッテルの走りが見所の1つとなるではないかと思います。
もちろんアロンソやハミルトンも良いドライバーですから、ライバル同士、接戦状態での”ドライバー勝負”を見てみたいところです。
チャンピオンシップの方は、シーズン前半にベッテルがかなり稼いでしまっているので、逆転は難しいかな?とも思いますし、今後は純粋にレベルの高いレース展開を期待したいところではないでしょうか。
今年はDRSやKERS、ピレリタイヤの問題などもあって、パッシングの多いF1となっているので、1レース1レースが十分楽しめる内容になっていることが多いと思いますしね。
夏休み前のハンガリーでも、そういった展開が見れればと思います。
なお、今週末も雨の可能性があるとかないとか…。
明日、明後日は更新お休みです。