なでしこジャパン、W杯優勝!

 試合途中で寝てしまった自分は負け組ですね(笑)
 翌日、起きてすぐに録画した試合は見ましたけど。


 前半から日本代表は押される展開で、アメリカ代表の強さというか、経験の豊富さを感じた気がします。
 アメリカ代表の方があの大舞台でも、試合序盤からしっかりと力を出しきれていたんじゃないかなぁと私は感じました。
 しかし、アメリカ代表は逆にその経験の部分が仇となり、勝たなければいけないプレッシャーがのしかかった部分もあったのかなぁとも思うのですが。



 後半24分にアメリカに先制を許すと、厳しい展開が予想されましたが、その後はアメリカの猛攻が止み、前への圧力も減って運動量も落ちてきました。
 そして、右サイドのクロスからジェフレディースの丸山が潰れて、最後は宮間がゴール。
 自分は知らなかったのですが、宮間は千葉県大網白里町出身だそうで、今年テニスのウインブルドンで3回戦まで進出した土居美咲と同郷ということになりますね(笑)
 大網白里町、すごいなぁ(笑)


 後半に入ると、再びアメリカが積極的に攻めに転じ、延長前半14分に失点。
 しかし、延長後半に澤がCKからゴールを決めて、再び同点に。
 このあたり、アメリカはメンタル的に問題があったのかプレッシャーが大きかったのか、得点をするまでは猛攻を見せるも、その後失速して失点というパターンが2度続いてしまったことになります。
 逆に言えば2度も窮地に立たされながらも、日本は最後まで諦めずに戦い続けたとも言えるのかもしれませんね。



 PK前の日本側の笑顔はすごく目立っていましたね。
 つい2005年のナビスコカップ決勝を思い出してしまいましたが、あの時以上にみんなが笑っていて。
 逆にアメリカ側の悲痛な顔が印象的でした。
 あの時点で、勝負は決まっていたんだろうなぁと思います。




 個人的には以前コメントなどでも言いましたけど、あまり女子日本代表を積極的に追ってきたわけではなく、ジェフレディースの応援もそこまで熱心ではないですから、そこまで今回のチームに”マイチーム”という意識は感じていませんでした。
 ですから、「嬉しい」というよりは、「おめでとう!」という気持ちが強いですね。


 そして、「悔しい」というかもっと男子日本代表やジェフトップチームも頑張らないと、という思いも出てきたりします。
 日本代表にとってはW杯でのベスト16やアジアカップ優勝などがあり、ジェフに関しても現在J2で昇格圏内にいるとはいえ、まだまだ上はあるわけで。
 そういう意味で、今回の女子日本代表の快挙が、さらなる刺激になれば…と思います。
 それだけの世間からの注目度を浴びているとも思いますしね。


 とにもかくにも、おめでとうございます!
 決勝戦も、本当に素晴らしい試合だったと思います。