半月ぶりに湘南と対決 ミリガンの代役は?

 日曜日17日、アウェイで湘南戦が行われます。
 湘南とは震災の影響で延期になっていた第2節を6月29日に行ったため、ほぼ半月ぶりの試合ということになりますね。
 ちばぎんカップなどがある柏との対戦だったり、ナビスコカップなどが絡んだ連戦というのはそこまで珍しくもないとは思いますが、リーグ戦ではあまりないんじゃないでしょうか。


 前回の湘南は戦術や個の能力など以前に、選手達が動けていなかった印象があり、内容はあまりよくない印象でした。
 その後の試合でもいまいち状況は良くなかったようで。
 前節の岡山戦で1-1の引き分けとなりましたが、それまでは5連敗中(現在は「引き分けを挟んで」という計算はしないはずなので、連敗中ではないはずですが)。
 どこまで状況が改善されているのかに注目です。



 湘南の場合、今年の開幕戦では岡山に5-0と大勝し内容もすごく良かったですから、もしもジェフとの第2節が普通に行われていたら…なんてことを考えてしまいます。
 もしかしたら、スタートダッシュを狙っていた部分もあったのかもしれませんしね。
 逆にジェフの場合は、今年新監督が就任した状況でしたから、開幕直後に中断期間が出来たことは、結果的に追い風になった部分があるのかもしれません。


 とはいえ、湘南もこのままでは終われないと思いますし、まだシーズンも折り返し地点を過ぎてすらいない状況ですから、ここからの巻き返しも十分にあり得るはずです。
 今回の試合は湘南のホームですし、この短い期間にジェフと2回対戦して2試合とも敗れるという状況は避けたいはずで、強い気持ちを持って試合に臨むのではないでしょうか。
 逆にジェフは苦手アウェイでの試合になるわけですから、気を引き締めて戦いたいところです。



 なお、ジェフはこの試合、ミリガンが累積警告で出場停止。
 変わりに出場する選手が気になるところです。


 ここまでのベンチ入りメンバーを考えると、福元か茶野あたりにチャンスがあるのでしょうか。
 前節は怪我で欠場となりましたが、怪我が治っていればゲッセルのCB起用の可能性もあるのではないかと思います。
 また、先日坂本が練習試合に復帰していますので、坂本の状態が良ければ青木良太をCBにして、坂本を左SBで起用するという手も考えられるのかもしれません。
 しかし、良太のSBでのプレーも少しずつ安定してきていると思いますし、本人も「今年はCBでのプレーが多かったので、当初SBでのプレーには戸惑った」というような話をしていたはずですので、ここでCBに戻すよりも層の薄い左SBで固定する方がチームの今後のためにはなるのではないかと私は思います。


 そう考えていくと、やはり福元か茶野の起用が妥当なのでしょうか。
 個人的には昨年チームを後ろから引っ張ってきた茶野のプレーを、このあたりで一度見てみたい気もします。
 ただ、これまでの起用法やベンチ入りの回数などを見ると、福元の方が


 レギュラーメンバーを固定化する傾向のあるドワイト監督ではありますが(個人的にはそれ自体が悪いことだとは思いません。頻繁にメンバーを変えることの弊害もあるはずですし…)、こういった主力選手の欠場をきっかけとして、他の選手が奮起することでチームが活性化する可能性もありえると思いますので、これがチームにとって良い刺激になればと思います。