Jリーグ、4月23日再開決定!

 Jリーグ臨時実行委員会が開かれ、中断されていたJリーグを4月23日から再開することを発表しました。
 それまでの4月開催分であるJ1の4〜6節、J2の5〜7節、ナビスコ杯予選3節・4節も3月の試合に続いて中止。
 ナビスコは大会方式の変更なども考えられているようです。 
 東北、関東でのナイトゲームは4月中は行わず、その後もデーゲームを中心に行うこと。
 仙台、鹿島、水戸に関しては、日程の変更(再開が遅れる可能性も)やスタジアムの変更もあり得ること。
 J2はこの中止分を平日に開催、J1はコパ・アメリカで中断予定だった7月に試合を開催することで対応する予定となったようです。
(日本代表のコパ・アメリカ出場は現在協議中とのこと。出来れば出場してほしいと思うのですが…。)



 また、今回の決定に先立ち文部科学省とも話し合いを持ったこと。
 再開のタイミングに関しては、再開を延期して電気事情がより厳しくなると予想される夏場の開催が増えるよりも、出来るだけ早期に再開を開始することを決定したそうです。
 思っていたよりも早い再開だったので、正直疑問もありましたが、こうやって説明を聞くと納得ですね。
 Jリーグ側の会見はスポナビでどうぞ。



 問題は開催時の計画停電の影響と、夏にデーゲームをやるのかという問題、そして、J2の場合水曜開催でもデーゲームを行うのかというところですね。
 被災を受けたクラブに関してはスタジアム、練習場も含めて、いろいろと解決すべき壁はあると思いますが、完全なる復旧には時間がかかるのでしょうし、他クラブも含めて周りと協力して乗り越えていくしかないですね。
 決まったからには、そこに向けて頑張っていきましょう!



 しかし、ちょっと気になるのは、天皇杯の開催は通常通り行うということを、一足早い3月17日の日本サッカー協会理事会で決定したということ。
 もちろん天皇杯は年末の開催ですし、多くのアマチュアチームなどが絡んでくるので日程をずらしにくいなどの問題はあったのかもしれませんが、震災の件は考慮した上での決定だったのでしょうか。
 これだけ大掛かりな日程変更となると、天皇杯の時期まで変更が食い込む可能性もあるんじゃないかなぁと思いますし、天皇杯の日程などを変更すれば全体の日程に余裕が出来る可能性は考えられるのではないかと思うのですが…。
 思っていた以上にJFAなどにおいて、天皇杯の重要性は高いんでしょうか?
 単純に主催者であるJFAの権限が強いということなのかも知れませんが。
 いろいろとサッカー関係者の話などを聞いていると、外から思っていた以上にサッカー界でのJFAの力というのは強いようですし…。