バルセロナテスト3日目、セルジオ・ペレスがトップタイム!

 昨日行われたバルセロナテスト3日目
 トップタイムをたたき出したのは、なんとザウバーセルジオ・ペレス
 テクニカル・ディレクターのジェームス・キーも話しているように、燃料は少ない状況でスーパーソフトを使用してのタイムだったそうですが、1.21.761というタイムは良いタイムではないでしょうか。
 初日・2日目で似たスケジュールを行ったことを考えると、もしかしたら今日は小林可夢偉が予選のテストを行うのでしょうか。


 ただ、予選シミュレーションをした後に、KERSにトラブルが発生したという情報は心配です。
 これまでのテストでもなかなかKERSがうまく作動せず、KERSを使用せずに走行を行っていたことも多かったそうですし、開幕前のテストは今日がラスト。
 KERSに関しては不安を抱えたまま、シーズンインとなりそうです。
 もしかしたらオーストラリアなどでは、KERSなしでレースを行う可能性もあるかもしれませんね。


 2番手はフェラーリのマッサ、3番手はレッドブルのウェバー、4番手はウィリアムズのバリチェロ、5番手にメルセデスGPシューマッハーと続きます。
 どのチームも新パーツを試しているようですが、ビックチームはより物量に物を言わせて開発を行うのがいつものパターンで、フェラーリメルセデスあたりはそれによって巻き返しを狙っているようですね。
 ただ、これまでのテストを見ていると、フェラーリのターゲットはレッドブルで、メルセデスGPのターゲットはまず上位集団に入ること…と立場はだいぶ異なるのかもしれませんが。