ラム登録完了間近、ゲッセル・林復帰、ミリガンも?

 日刊によると、選手登録の遅れていたラムが開幕に間に合うそうで、負傷中のゲッセル、林も怪我から復帰。
 昨年夏から長期不調だったミリガンも復帰間近となっているそうです。


 FCエドモントンの公式サイトにはラムへのインタビューが掲載されています。
 ゲッセルやドワイト監督、ハンスコーチがいるので馴染みやすいという話や、3月6日に開幕戦を控えていること。
 新しく非常に素晴らしい練習場(ユナイテッドパーク)と道を挟んですぐ隣にホームスタジアム(フクアリ)があること。
 FCエドモントンと比較はできないけれど、同じプレースタイルであることがやりやすいという話や、ファンは情熱的で「ファンタスティックである」ことを話しています。


 また、ラム移籍のニュースが出て以来、FCエドモントンのサイトにはローカルサイトから驚くべきほど日本人訪問者が増えました…という情報も(笑)
 ラム加入時は日本ではなく、FCエドモントンのサイトが情報源でしたから、なおさら訪問者が多かったんでしょうね。



 ゲッセルに関しては、高さのある中盤の選手と言うことで、まずそれがプラスになるかなぁと。
 プレーを見たわけではないのであれですが、セットプレーのターゲットの1人としても期待できるんじゃないでしょうか。
 パス出しの質や運動量や機動性の部分で、日本のサッカーに行かになじめるかどうかが気になりますね。
 しかし、昨年の穴の1つであった、大型ボランチとして起用されるようですから、公式戦でどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみな選手だと思います。


 ミリガンに関しては昨年もプレーし、可能性は見せてくれたと思います。
 質の高いロングキックや、後方からの攻撃参加と鋭いくさびのパス。
 身長は低いですが、ジャンプ力もあり、カバーリングなど守備センスもある選手だと思います。
 ただ、純粋に走るスピードはあると思うのですが、反転して動かなければいけないときの動作は若干弱さがあるのかなぁとも思いますし、それによって裏へ抜けだす相手に対して一歩遅れることもあったと思います。
 それとやはりまた怪我がないかどうかが、何よりも心配ですね。
 基本的には機動力もあって足元もある選手で、能力の高い選手だとは思うのですが。


 ラムに関しては未知数ですね。
 ちばぎんカップでのウイングの使われ方を見ると、守備力、突破力、運動量、機動性(プレスへのスピードと中に絞ってボールを拾い、中盤も厚くしながらオーロイをサポート)などを求められる模様で、決して簡単なポジションではないと思います。
 だからこその補強なのかもしれませんが、中途半端な能力では逆にそこからチーム全体が苦しむ可能性もあるんじゃないでしょうか。
 チームが現状のままだと、一芸だけでは難しいのかなと思ったりします。


 これはたぶんそのポジションで使われるのではないかと思われる(トップ下の可能性もあるのかもしれませんが)、林も同様ですね。
 林に関しては今年結果を出せなければ、来季は厳しい状況になると思いますし、ぜひとも今年に全てをかけてほしいところです。
 昨年、数試合短い時間でのプレーを見た限りでは、年齢を重ねるにつれ速さや鋭さだけではなく、周りを使う上手さも身につけてきているんじゃないかなと思いますし(使われ方もあって逆に速さや鋭さに関しては感じられず、残念でもありますが年齢を考えれば仕方がないのかなとも)、しっかりと自分の良さをアピールしてほしいと思います。
 ただ、林もミリガンほどは目立ちませんが、昨年も怪我が非常に多かったですからね。
 そこだけは気を付けてほしいところだと思います。


 
 ともかく、良いタイミングで怪我人も復帰してこれるのかな…と思いますし、開幕直前ということでワクワク感が出てきましたね。
 ただ、シーズンインすれば厳しい戦いが待っているかもしれませんし、しっかりと気を引き締めて開幕までの準備をしてほしいところだと思います。