開幕戦バーレーンGPの中止が決定に
既にスポーツニュース以外でも多く取り上げられていますが、今シーズンの開幕戦だったバーレーンGPが中止を発表。
3月27日に行われる予定となっていたオーストラリアGPが、今季の開幕戦ということになりました。
また、これに合わせて3月3日から行われる予定だったバーレーンテストが中止に。
アブダビなど様々な候補が上がりましたが、バルセロナで行われることが決定となったそうです。
反政府デモの影響により、情勢が不安定となっているバーレーン。
実質的な政権を持つ皇太子が野党との対話に乗り出したという報道もありましたが、デモ隊はこれをF1開催のためではないかと反発していました。
(記事中には「皇太子の夢だから」というような話も出ていますが、純粋にビジネスとして儲けを出したいという部分も大きいはずです。)
これに対して、FIA側はGPのキャンセル権を持っていないようで、皇太子に開催の判断をゆだねていました。
F1開催のためには数十億円とも言われる上納金を支払わなければならず、その代わりにこういった判断は現地のオーガナイザーに決定権があるということなのかもしれません。
まぁ、もしかしたらF1側から中止を決定すれば、その上納金もキャンセルになってしまうというだけなのかもしれませんけど(笑)
NHKなど一部日本のメディアは延期と報じていましたが、中止なのか延期なのかは決まっていません。
今年の12月に延期となるのではないかとの噂も出ていますが、その他のスケジュールとの兼ね合いもあるはずで、状況は不透明です。
もしも延期ということになれば、このタイミングで何らかの発表があるはずで、それがないということはこのまま今期の開催はないのではないかという見方もあるようです。
単純に開幕戦が遅れてしまったこと、バーレーンGPが開催されない可能性が出てきたことなどは非常に残念ではありますが、状況が状況だけに仕方がないですね…。