FCヒムキ、楽山との契約終了を発表

 ロシア1部リーグ(実質2部)所属のFCヒムキが、両者の合意の下、元ジェフのMF楽山との契約を終了したと発表しました。
 FCヒムキの公式サイトより。
 アムカル・ペルミの巻退団の発表に続き、残念なニュースですね。


 楽山は2008年途中に、ジェフから広島にレンタルで移籍。
 2009年から広島に完全移籍となりました。
 しかし、2009年末で契約満了に。
 その後、移籍先を探し複数のクラブの練習に参加し、昨年夏にFCヒムキに加入。
 FCヒムキでは12試合に出場し、2アシストを記録しました。
 なお、2009年ロシアプレミアリーグ16位でロシア1部リーグに降格したヒムキは、昨年13位でシーズンを終了しています。



 ロシア語のこちらの記事では楽山の契約終了と共に、松井大輔トム・トムスク退団と巻のアムカルペルミ退団も報じています。
 松井はレンタルでの移籍で現在はグルノーブルに復帰していますので2人とは若干状況が違うようにも思いますが、ロシア国内から見れば楽山、松井、巻と日本人の三選手が共に昨年の夏にロシアのクラブに入団して、半年間で退団したということになってしまうわけですね。


 しかし、巻のアムカルといい、楽山のヒムキといい、契約終了は残念なことながらも仕方がない部分もあるとは思うのですが、契約終了にするならするでもう少し早く判断して欲しかったですよね。
 どうしても今の時期からフリーになっては、可能性は狭まってしまっているわけで。
 楽山もチームのトルコキャンプには参加していたわけですから、そこで交渉先を探していた部分もあったのでしょうが。
 ともかく、毎回ではありますが、楽山も良い移籍先が見つかるといいですね。