投資者を募るザウバー・クラブ・ワン
資金は出したいけれども名前は出したくないという団体相手に、投資者を募るザウバー・クラブ・ワンというプロジェクトをザウバーチームが立ち上げたようです。
詳しくはこちら。
確かにF1のスポンサーになるということは名前を売るというだけでなく、F1パドック内でのコネクションを作り、取引先を増やすという考えもあるそうです。
しかし、日本企業はそういった新たなコネクションを作ろうという発想が薄く、F1に消極的であるという意見もあるとか。
ただ、例えば山本左近のご両親(病院経営)も左近をサポートしているのではないかと思うのですが、名前は出していませんし、そういったところもあるのかもしれません。
そのあたりがザウバー・クラブ・ワンの狙いなのかなと思います。
まぁ、実際にどれだけ集まるかはわかりませんし、普通にやってはスポンサーが集まらないので、こういった形になったのでしょうけど。
ちなみに、記事に名前の出ているモニシャ・カルテンボーン氏。
マネージングディレクターと書かれていますが、チームのCEOでもあり、かなりのやり手なのだそうです。
女性にしてF1チームでここまでの職に就いた人は初めてだとも言われています。
ペーター・ザウバー代表は昨年BMWの撤退と共に再び全権を握ることになったのですが、本人はF1からの引退もほのめかしています。
そのため、昨年サッカーのスイス1部リーグ所属グラスホッパー・クラブ・チューリッヒで、コマーシャルディレクターを務めていた息子のアレックス・ザウバー氏をチームに呼び、マーケティングディレクターとして起用。
将来はアレックス氏とモニシャ・カルテンボーン氏がチームを引っ張っていくことになるのかもしれません。