大宮、水増し問題で社長辞任、4年で合計11万人

 大宮の観客水増し問題で渡辺社長が辞任。
 4年間で合計11万人の水増しが行われていたとのこと。


 思った以上に大きな数字でしたね。
 58試合で11万人と言うことは、大体平均で2000人くらい?
 今年の大宮の平均が今のところ13000人越えですから、差し引くと11000人くらいとなります。
 このあたりの平均観客動員数のクラブは多いので、13000人くらいならJ1でも真ん中くらいですが11000人までいってしまうと最下位争いになってしまいますね。


 クラブからも発表されているように、単純に1つは年間で30万人以上を目指すということで、こういった問題が起きてしまったのかなぁ…と。
 本当にスタッフ数名だけで行われていたのかは知りませんし、社長が知らなかったというのも鵜呑みにはできませんが、過度な目標を立てた結果こういった誤った事態が起きてしまうというのは良く聞く話ですよね。


 それとスポンサーへの影響でしょうか。
 新規スポンサー確保のため、というよりは現在のスポンサーに対して。
 「うちはこんなに人が集まっているんですよ」と宣伝するよりも、「これだけ頑張っているのだから、スポンサー料上げてください(不景気だけど意地してください)」といった感じでしょうか。
 大宮はNACK5スタを改修しましたし、その改修が成功であったこともアピールしなければいけなかったのかもしれませんが。
 まぁ、詳細は内部の人にしかわからないでしょうけど(だから適当に書けるとも言える…笑)。



 今回の問題で一番困るのは、他チームにも疑いがかかっていることではないかと(笑)
 実際、「あれ?そんなに入った?」という試合もありますし(別にジェフの試合に限らず)、twitterを見ていると私以外にもそういった感想を持っている人はいるようです。
 そうなってくるとJリーグとしても厳しい措置をとって、しっかりと取り締まっていかないといけないのかもしれません…が、そうするとこのタイミングで「実はうちも…」と言えなくなるのが難しいところですね。
 勝点の剥奪などは厳しすぎるというか、チームは何の問題も起こしていないわけでありえないと私は思うのですが、今後の対策が注目されるところではないでしょうか。


 …次戦から各チームの発表される観客動員数が減って、全体の観客数が大きく減少したりして(笑)