韓国GPの開催が決定
既に各方面で報道されていますが、工事の遅れで開催が危ぶまれていた韓国GPが、無事行われることになりました。
ソースはこちらなんかで。
韓国の担当者はいまだ建設途中であることを認めていますが、それも織り込み済みで開催が決定したのでしょう。
以前にも言いましたが、バーニー・エクレストンは韓国での開催を強く望んでいましたし、韓国側は開催しなければ損失ばかりが残ってしまいます。
ヒュンダイやハンコックなどが将来的なF1への参戦を検討しているという噂もちらほら出ていますし、既存のメーカーにとっても市場開拓という意味においても重要なのでしょうね。
交通の便が悪い、ホテルが足りないという話は、この工事の遅れが大きく報道される前から言われていたこと。
関係者のホテルが足りないとなると困った問題ですが、FIA側は観客のホテル不足などは仕方がないと判断しているのではないでしょうか。
世界中を飛び回るF1ファンの方々にとっては残念ですが、観客が入らなくて困るのは韓国サイドですしね。
それ以上に心配なのが、施工されたばかりのアスファルト。
路面になじんでおらず、アスファルトの油が浮いてくる可能性もあるそうで、安全性に不安が生じる可能性も出ています。
とはいえ、個人的には新サーキットでのレースは純粋に楽しみですし、サーキットのレイアウトもロングストレートがある面白そうな形状をしていますので(とはいっても、最近は直線でのパッシングは少ないですし、直線があるかどうかだけでは面白さは計れなくなっていると思うのですが)、レースができる状況なのであればしっかりと開催してほしいと思っています。
このタイミングで韓国GPが開催されないとなれば、せっかく盛り上がったチャンピオンシップ争いにも水を差す形になってしまいますし、勢いのある可夢偉の活躍にも期待したいですしね。
ちなみに、エンジンの基数制限で終盤にこのロングストレートはきつい…と、頭を悩ましているチームもいるようです。
そのあたりも含めて楽しみですね。
ただし、もちろんドライバーやスタッフ、観客も含めた安全性はしっかりと確保しなければいけません。
そこだけはしっかりとやってほしいですね。