国体開催に関わるお金の話

 東京新聞に、千葉国体の開催費用などについての記事が出ています。
 簡単にまとめると、国体とスポーツ大会の総費用は121億円。
 4年前に同規模の開催を行った兵庫県では197億円を費やしており、新設の施設もなく全体的にはコストダウンに成功しているとのこと。
 また、経済効果は320億を見込んでいるとのことです。


 しかし、一方で開閉会式には17億6千円も費用をかけており、県議員からも批判の声が上がっているようです。
 記事中にある議員の「一過性の大会に巨費を投じるより、誰もが日常的に使える運動施設の整備を優先した方がいい」という意見も確かに一理ある気がしますね。
 開閉会式を違う場所で行うために(開会式はマリン、閉会式は千葉市のスポーツセンター)費用がかかる…という説明がされているようで、単純に考えるとそれなら同じ場所でやればいいのでは…と思ってしまうのですが、日程が取れなかったとかなのでしょうか。
 芸能人を多数起用して、そのギャラがかかったとかではないですよね(笑)
 ちなみにスポーツ大会の開閉会式は、どちらも幕張メッセで行われるそうです。



 試算された経済効果も大会全体が盛り上がればこそ…でしょうし、まずは大会がうまく行くことを祈りたいですね。