水泳競技2日目を見てきました
いわずと知れた千葉国体のマスコットであるチーバくんと、日本水泳連盟の公式キャラクターぱちゃぽの共演。
……?
!?
さて、ということで11日土曜日、国体の競泳競技を見るため、習志野の国際総合水泳場まで行ってまいりました。
大会期間中に数多くの競技が行われる国体ですが、9月25日に開会式が行われると26日に競技がスタートし、最終日は10月5日。
10日間しか日程がないので、より多くの競技を見るためにも、開幕前競技を観戦しておこうという思いでした。
(1週間早めるだけで祝日が2日入るんですけどねぇ。これだけの競技数ですから、簡単なことではないのかもしれませんが…。)
競技は9時スタートで自分は12時過ぎに到着。
新習志野駅前のロータリーには多くのテントが設置され、多くの水着メーカーと、チーバくんグッズ、千葉県の土産品などが販売されていました。
そして、その中央には一般客が自由に座れる椅子と、大きめのテントが設置され、大型ビジョンが見られるようになっていました。
パブリックビューイングのような形で、会場に入るほど興味がなくてもちょっと気になる…なんて方にとっては素晴らしい配慮ではないかと思います。
ただ、この日はちょっと気温が高かったので、外で見るには辛かったかもしれませんが…(笑)
テントを軽く1周回ったあと、会場へ。
ちょうど午前の部が終わって休憩時間だったようなのですが、入場制限がされており20分待ちとのこと。
実際にはそこまで待たされなかったと思うのですが、会場は満席でした。
親子連れやご年配の方が多く、若い人は自身も水泳をやられていそうな方がちらほら…といった感じ。
私の前方には、入江陵介など1人、2人の有力選手だけを動画で撮影されている方がいました。
体格からしても水泳を真面目にやられてそうな感じでしたし、自身の研究材料にしようということだったのではないかと思います。
そういった客層もあって、会場入り直後はのんびりとした雰囲気だったのですが、午後からの競技が始まると場内の雰囲気が変わっていきました。
会場観客席半分は一般客に開放していたのですが、もう片方の観客席は関係者が陣取ることに。
そこに若い応援団(というか選手がメインでしょうか)が入ってきて、応援を始めたことで一気に場内のテンションが上がっていきます。
改めてスポーツにおいて応援の重要性を感じました。
選手にとってもそうですけど、その場のファンが楽しむという意味においても。
一番盛り上がったシーンが、100m背泳ぎで寺川綾が日本新記録を出した瞬間。
一般客も含めて、大きな歓声がわきました。
59秒13は今季世界最高タイムでもあったそうです。
その泳ぎを目の前で見れたというだけで、観客にとって良い思い出になったのではないでしょうか。
観客も大勢入り、競技も盛り上がり、運営面でも自分が知る限りでは大きな問題もなく行われた水泳競技。
しかし、少し残念だったのが、アナウンスやインタビューの声が反響して聞こえにくかったこと。
どうも一般客側のスピーカーは使っていなかったようです。
運営的な問題もあるのかもしれないですし、同じ会場で飛び込み競技も行っていた影響もあるのかもしれませんが、選手と関係者席は盛り上がっているのに、一般客は蚊帳の外…といった状況になってしまい、完全には一体感を作りきれなかった印象でした。
近くの親子連れも「全然聞こえないねー」と残念そうに話していましたし、ちょっとしたことではあるのですけど、もったいない思いでした。
…で、冒頭のチーバくんですが、やはり人気者。
特に子供たちからの人気が高く、最後まで手を振っているお子さんもいらっしゃいました。
しかし、まさか堂々と複数のチーバくんが同時に出てくるとは…(笑)
確かに開幕すれば競技が一斉に行われるので、チーバくんはどうするのかな?とは思っていたのですが…。
開幕直前になって増殖したのか。
それとも、実は兄弟か家族なのか…。
これに関してチーバくんはブログで黙秘を続けている模様です。
(チーバくんブログ、リンクするのにいちいち実行委員会に連絡しろって書いてあるんですね。こちらも「もったいない」…。)