小林可夢偉、来季ルノーのドライバー候補に
開幕前からレッドブル、マクラーレン、メルセデス、フェラーリのトップ4が争う展開となると言われていた今期のF1。
そんな中で少しずつ力を付けていったのが、中堅チームのルノーでした。
モナコではクビサが3位表彰台を獲得し、トップ4を食うことも多くなっていきます。
そのルノーの来季ドライバーですが、来季ロシア人ドライバーのペトロフとの契約を更新しないのではないかという報道が出てきています。
個人的にはルーキーで、実力者のクビサと比べられてしまうのはかわいそうな気がするし、良いパフォーマンスとまでは言わないものの無難に頑張っていると思うのですが(しかもロシアマネーも大きく流れているはずですし)、改めてポイントを見直してみるとクビサの83ポイントに対してペトロフは6ポイントどまり。
こうなってくるとさすがにそういった話も出てきてしまうのでしょうか。
ペトロフの後任として、フォース・インディアのスーティル、ロータスのコバライネンなどに加え、WRC参戦中のキミ・ライコネン、メルセデスのテストドライバーニック・ハイドフェルト、HRTのリザーブドライバークリスチャン・クリエン、そしてザウバーの小林可夢偉の名前などが浮上しているようです。
個人的には現役トップドライバーの1人ともいわれているクビサとの対決を見てみたい気持ちもありますし、マシンのポテンシャルもあちらが上でしょう。
しかし、ザウバーは現在小林可夢偉を中心にチームの連携が出来ているようですし、ルノーの方もクビサを中心に回っているはずで。
そう考えると、ザウバーとの契約も残っていますし、あまり良い選択ではないのかなぁとも思います。
もっとも予算面に不安のあるザウバーが、来季どこまでのマシンを作れるのかなどは心配ですし、クビサは再来年にもトップチームに移籍する可能性が言われていますから、総合的に物事を考えなければいけないと思いますが…。