アネルカ、フランス代表を離脱

 初戦ウルグアイ戦では相手に退場者が出たにもかかわらず、0-0の引き分け。
 続く2戦目のメキシコ戦でも0-2で完敗し、自力でのグループリーグ突破もなくなったフランス代表。


 その2試合でスタメン1トップを張っていたアネルカドメネク監督に暴言を吐き、代表追放という事態に陥ってしまいます。
 その騒動をめぐってサッカー協会のジャン・ルイ・ヴァレンティン氏が辞任、選手達が抗議のため練習をボイコットした上、アネルカではなくチームに問題であると声明文を出すなど、まさに空中分解といった状況になっています。



 今W杯のフランスはもともと下馬評もあまり高くなく、予選もプレーオフの末、アンリの神の手ゴールでギリギリ突破といった展開でした。
 それでもCLの決勝には出場停止で出れなかったリベリーの爆発などを期待していたのですが、ここまではそういった展開にも持ち込めず。


 本日第3戦南アフリカ戦を迎えるわけですが、このようなチームの状態では勝ち星なしでW杯を終えることもあり得るのかもしれませんね…。