長友のステップアップに江尻監督が橋渡し

　長友のキャリアに大きく関わったというけではないのですが、江尻監督が橋渡しをしたそうですね。
　それまで代表経験がなかった長友は明大時代にU-22日本代表に抜擢され一気に注目浴びたのですが、その時視察に行ったのが当時の江尻コーチだったそうです。
　明大の神川監督と江尻監督は先輩後輩の中だったそうで、それがなければもしかしたら代表選出もなかったかも…という話です。
　詳しくはスポニチで。

　実際には純粋に良い選手ですし、代表でもFC東京でも重要な存在になっているくらいですから、そういったつながりがなくてもいつかは日の目を浴びていたのかもしれません。
　しかし、それでもタイミングだとか運とかで、キャリアが大きく変わってしまうこともあるのかもしれませんね。
　いや、もしかしたら神川監督が長友を紹介しようとしたのも長友が頑張る選手だからこそ、そういった気持ちにさせたのかもしれませんが。

　一方で気になるのが、こういった選手でも埋もれてしまう状況にある場合もあるということでしょうか。
　それを考えるとコネや選手を見る目も含めて、スカウト能力というのはやはり重要ですよね。
　クラブにとっても代表にとっても埋もれた選手を発掘するというのはとても大切で、そこからこういった選手が生まれる場合もあるかもしれないのですから。