東京V、ネクシィーズに株式を売却か

大手通信機器販売会社の「ネクシィーズ」が、経営難に苦しむJ2・東京ヴェルディの運営会社、東京ヴェルディホールディングズ(VHD)の株式取得に乗り出していることが18日、明らかになった。
(中略)
東京Vは昨年、メーン出資会社の日本テレビが経営から撤退。東京Vの前身、読売クラブの下部組織に在籍した崔暢亮会長、渡貫大志社長らが持ち株会社として東京Vホールディングス(HD)を立ち上げた。しかし、不況の影響でJリーグに提出した再建計画書に明記したスポンサー料5億4000万円が確保できず、経営が悪化。ことし2月のJリーグの調査で、経費が予算を15%も上回ることが判明。
(中略)
関係者の話では、早ければ4月末、遅くとも5月末に資金が底をつき、選手の給料を支払うことも困難になるという。Jリーグ(中日スポーツ

 日テレが撤退し新会社が経営を担当している東京Vですが、以前から経営面の悪化が報じられています。
 上記の記事によると5月末にも資金が底をつくとのことで、本格的に厳しい状況になっているのかもしれません。



 そこにIT企業ネクシィーズが株式獲得に名乗りを上げたそうで、東京V側も交渉を認めています。
 しかし、上の記事によればネクシィーズは東京Vの株式過半数の獲得を目指しているということで、もしそうなれば話しも大きく変わってくるのかなと思います。


 どちらにせよ、資本金の小さな新会社ですし、株式売却となれば相手からの影響力は大きくなるのでしょうから、注意深く相手を観察する必要性があるのではないでしょうか。