佐藤勇人「一番大きかったのは脱オシムを選んだこと」

　佐藤勇人が現在発売中のサッカーダイジェストでジェフから京都に移籍した理由や、ジェフに復帰した思いなどを語っています。
　その中で、ジェフを退団した理由として「一番大きかったのがクラブが脱・オシムの道を選んだこと」と話しています。
　詳しくは実際に雑誌の方をご覧ください。

　そのあたりが正直な理由なのかなとも思いますし、当時アマル監督を支持していた自分としては気持ちもわかるつもりです。　
　ただ、それならば一言でもいいから「自分は現体制を指示するんだ」と周囲に向けて言ってくれれば、状況が変わっていた可能性もあったんじゃないのかなぁ…とも思うのですけどね。
　当時は試合前から監督にブーイングが起こってしまうような異常な状況だったわけで、それは当時のキャプテンだった勇人にもわかっていたことだと思うのですが…。
　もちろん選手にとっても厳しい状況だったとは思いますし、サポーターとの関係だけでなくフロント内部の問題も非常に大きかったんだろうとは思いますが。

　
　その後、時を経てジェフに戻ることを選んでくれたことはとてもうれしい話しで、ピッチに立てば当然応援もしますけど（やっぱりピッチ上では攻守に期待が持てる選手ですしね）、ジェフの退団当初、京都退団の経緯、カンターレ組の大量退団と大量加入などを考えると、今回のインタビューを読んでいて「気持ちが高まっていく」というよりは、「複雑な思い」の方を強く感じてしまいました。
　ともかく今はチームを引っ張っていく存在の1人として、頑張ってほしいと思います。