NDソフトスタジアム山形、命名権料アップ

 山形のJ1残留もあって総合運動公園陸上競技場の命名権料を上乗せして再募集を行っていた山形県ですが、県の公式発表によると、最終的に年間2100万円でエヌ・デーソフトウェア株式会社が命名権を買い取ったそうです。
 不況の中、名称は今までのままで900万円も増額したことになります。
 年間2000万円以上で再募集していた山形県としては、素晴らしい結果になりました。
 募集の提示額より上で交渉が成立すのは、極めて稀なケースです。


 一方、神戸の公式サイトによると、ホームズスタジアム神戸命名権も無事が契約延長に。
 3年契約で、事前の報道にょると契約料は同じで、新しい発表もなかったですからそのままだと思われます。


 なお、公式のリリースではそれらしいものが見つからなかったのですが、Jリーグの公式サイトによると略称が「ホムスタ」から「ホームズ」になるようです。
 ここまでくるとスタジアム名というか、名前そのままですね。


とりぎんバードスタジアム 300万円 3年契約(2008.04.01〜)
どらやきドラマチックパーク米子 315万円 3年5ヶ月契約 (2008.11.01〜)
正田醤油スタジアム 700万円 3年契約 (2008.06.01〜)
Kankoスタジアム 1000万円 5年契約(2009.03.01〜)
NDソフトスタジアム山形 1200万円 3年契約 (2007.04.01〜)
→名称そのままで増額 2100万円 3年契約 (2010.04.01〜)
ケーズデンキスタジアム水戸 2100万円 5年半契約(2009.08.21〜)
ニンジニアスタジアム 2128万円 3年契約 (2008.03.01〜)
ナックファイブスタジアム大宮 3000万円 6年契約 (2007.05.14〜)
レベルファイブスタジアム 3150万円 3年契約 (2008.03.01〜)
ベストアメニティスタジアム 3150万円 3年契約 (2008.01.01〜)
ホームズスタジアム神戸 7000万円 3年契約 (2007.03.01〜)
→略称だけ変更し契約延長 3年間 (2010.03.01〜)
ユアテックスタジアム仙台  7000万円 3年契約 (2006.03.01〜)
→契約条件はそのままで契約延長 3年契約(2009.03.01〜)
九州石油ドーム     7000万円 3年契約 (2006.03.01〜)
→名称変更せず再契約  7350万円 1年契約 (2008.03.01〜)
ニッパツ三ツ沢球技場     8000万円 5年契約 (2008.03.01〜)
アウトソーシングスタジアム日本平 1年目4500万円 2年目以降9000万円 4年契約(2009.03.01〜)
フクダ電子アリーナ 4億5000万円〜5億3000万円(総額) 5年半契約 (2005.10.16〜)
フクダ電子スクエア込み  1億円(年間) 3年契約 (2008.04.01〜)
→J2降格に伴い命名権料減額 60000万円 1年契約(2009.04.01〜)
東北電力ビッグスワンスタジアム 1億2000万円 3年契約 (2007.03.11〜)
鳴門・大塚スポーツパーク 1億2500万円 5年契約 (2007.05.12〜)
ポカリスエットスタジアム含む)
味の素スタジアム    2億4000万円 5年契約 (2003.03.01〜)
→総額14億円、6年契約で契約更新(2008.03.01〜)
日産スタジアム     4億7000万円 5年契約 (2005.03.01〜)
 契約の更新が増えてきて、いい加減見にくくなってきましたね(笑)


 その他、今年で契約が切れる予定の命名権では、ビッグスワン同条件で延長の見込み
 こちらは東北電力側が定例記者会見で述べているので、ほぼ確定でしょう。
 一応、まだ正式発表はないようなのでこの表には書き込まないですけど、忘れそうです…(笑)


 日産スタジアムは1億5千万円まで値下げしたところで、契約延長の報道がでていますが、こちらも正式発表は未だにないはずです。


 年間5000万円まで命名権を下げて再募集を行ったものの問い合わせがなかった九石ドームは、いまだに続報がない状況。
 同記事によると、このままいけば「大分スポーツ公園総合競技場」に名称を戻すことになるそうです。
 もしそうなるとJリーグクラブが使用するスタジアムで一度命名権を売却したものの名称が元に戻る、初めてのケースとなってしまいます。