勇人、3年ぶりジェフ復帰へ 背番号は7


昨季限りで京都を退団した元日本代表MF佐藤勇人(27)のJ2千葉入りが15日、決まった。3年ぶりの古巣復帰で、背番号も当時と同じ7番。17日の新体制発表でお披露目される。
佐藤のもとには元千葉GMの祖母井氏が会長を務めるグルノーブル(フランス)からオファーが届き、湘南や大宮などのJ1チームからも熱心な誘いを受けた。以前から目標の1つに海外移籍があり、J1でのプレー続行にも魅力を感じた。だが、ジュニアユース時代から育ててもらい、07年には主将も務めた古巣のJ1復帰を「助けたい」という思いが、最後は個人的な夢を上回った。千葉ではMF村井、FW林、DF茶野に続き今オフ4人目の復帰となる。 (スポニチ
 個人的には山口慶とタイプ的に被るイメージがあるので(勇人の方がちょっと前がかりな印象ではありますが)、山口を獲得した以上もう勇人獲得はないんだとばかり思っていました。
 もちろん勇人自身はすごくいい選手で、そこに関してはいまさら言うまでもないでしょう。
 しかし、積極的に補強しているジェフですけど、問題はそれが適切に補強ポイントに対して出来ているのかどうか。
 全体のバランスはどうなのか…ということですね。
 復帰組が4人もいるわけですが、しっかりと江尻監督の構想にあっているのか。
 あるいは江尻監督が使いこなせるのか。
 被る選手がいないかどうか。


 考えてみれば、J2からの補強はレンタルから復帰の孝太とJ1に昇格する湘南から鎌田のみ(こちらは監督ルート?)。
 もしかしたらJ2経験のないジェフはJ2クラブ関係のコネが少なく、かといってJ2に降格してしまったためJ1クラスの選手を獲得しづらい状況にあるのかなぁと。
 その結果、復帰組に頼る補強になってしまっている…なんて可能性もなくはないのかなぁと。
 勇人以外は獲得交渉のライバルチームもさほどいなかったんじゃないかと思いますし、所属チームとは契約が切れていた状況ですし。


 どんなルートでも構わないとは思います。
 山口、渡邊の補強も神戸さんルートなのでしょうし。
 問題はルートありきになっていないか。
 本当に欲しい選手が獲得できているのかどうか…ですね。



 それと背番号7ということは、初めからそれなりに獲得の見込みはあった可能性もあるんじゃないのかなと。
 茶野は33番ということで、こちらは後から決まったのかもしれませんが。
 もし京都退団当初からある程度決まっていたのなら、京都関係者に対して失礼な部分があるのではないかとも思いますし、勇人の穴埋めとして(だいぶタイプは違いますけど)片岡を京都にとられたのであれば、大宮関係者も可哀想なんじゃないかなと。
 退団、移籍、獲得…というのはそう軽いモノではないと思いますし、誰かが職を失い、誰かが裏で悲しむこともあることだと思います。
 そういった意味で、勇人の場合、退団した経緯の方が個人的には引っ掛かるところがあります。
 退団に関する説明も曖昧なままのようですし。


 まぁともかく決まったからには、頑張ってほしいと思います。


 …で、前キャプテンを放出してしまったわけですが、もしかして勇人がキャプテン?
 それはさすがにないですよね?