戸田、ジェフを離れた当時の心境を語る

 戸田が本人のブログのブログで、昨年解雇された時の心境を語っています。
 抜粋させていただくと、「千葉でプレイを続ける一本で固まっていたので使命だったJ1残留も無事に果たせ心から喜んでいた僕達家族は相当なショックを受けました」とのこと。


 そのように思うのが自然だと思います。
 昨年の奇跡の残留劇を達成する上で戸田は必要なピースだったと思うし、しっかりとチームに貢献してくれたはずでした。
 にもかかわらず、たった半年で次のチャンスも与えられずに契約延長なし。
 結果的に韓国で次のチームが決まったから良かったものの、もしいいオファーがなかったら職を失っていた可能性だってあったはずです。



 戸田本人が「議論に発展させて欲しくない」と言っているので、あまり深くは追求できません。
 たぶん戸田自身はジェフへの感謝の思いもあって、「批判ととられなくなかった」と話しているんでしょう。
 しかし、例え戸田とフロントの関係はそうであったとしても、クラブとしての姿勢には疑問が残るのではないでしょうか。
(本来はこのような指摘を今するべきではないと思うし、私自身は当時から疑問だったのだけど。)


 ようするにこれが戸田でなくとも例えば早川でもそうなのかもしれないし、他の選手やスタッフにも言えることかもしれません。




 昨年早川との契約が切れ、戸田も退団となるのではないかという頃にも話したけれど、人を大切にするクラブであってほしい。
 今年の解雇選手やスタッフへの対応などを見ても、そのあたりに疑問を感じてしまうところが、何度か出ているように思います。
 例えクラブとして変わらなければいけない部分や、人と離れなければいけない場合があったとしても、その時にしっかりとした対応が出来るのかどうかが重要ではないでしょうか。
 もちろん、どこを変えるのかといった判断力の部分も含めて。


 そのあたりがクラブを良くしていく上で最低限の部分だと思うし、それが出来ない限りは良い人材を集めることも難しいんじゃないかと思います。