サポカンで「虚偽の説明」？

　サポーターカンファレンスに行かれた方、お疲れ様でした。
　内容に関しては議事録が出るようですから、それを待ちたいと思います。

　あれ？今回はサポカン実施報告に関する公式発表はないのですね。
　ここ数年はどんな批判があっても、やってきたはずなのですが…。

　サポカンに関しては、スポニチが記事を出していますね。

来季Ｊ２に降格する千葉が１３日、千葉市内でサポーターカンファレンスを開き、過去最多となる８３２人のサポーターが集結した。三木社長のあいさつ後、いきなりシーズンシート発売の案内に進んだため「そんなこと聞きにきたんじゃねえ！」と怒号が飛ぶシーンも。（スポニチ）

　まぁ、このあたりの雰囲気に関しては行ってみなければわからず、こういった書かれ方をされるのはいつものことなのでさほど気にすることもないと思います。
　今サポーターが注目すべきは、マスコミがどう報じるかよりも、クラブの将来の方がずっと大切なことだと思いますし。

　問題なのはこちら。

三木社長は５日深夜１１時に戦力外通告したことに関しては「誠意ある対応」と胸を張り、２時間の質疑応答にも「うそはない」と言い切ったが、強化担当の解任の経緯については虚偽の説明もあり、波紋を呼びそうだ。

　こんなことはあまり言いたくはないですけど、「虚偽」とはっきり記述するということはそれなりに裏が取れた上で記事にしているのではないかと思います。
　そうでなければ、こんな書き方はさすがに出来ないはずです。
（スポーツ紙とは言えど関係者が話したとされる「」内などのコメントに関しては慎重に扱うなど、相手に訴えられる可能性がある内容に関しては非常に敏感ですからね。）

　スポニチは昼田SMが解任された際、クラブの発表前にいち早く報じ、神戸氏の就任も伝えていました。
　その時、他に報じたのは日刊だけだった上、スポニチは「今月いっぱいで解任」と時期なども含めて、より詳しい記事を出しています。

　その後、神戸氏の就任はもちろん、交代のタイミングもぴたりと当たっています。
（神戸氏が強化アドバイザーに就任したのは10月1日でしたから、昼田SMの解任も9月末だったのでしょう。）
　今回の記事の書き方などはともかくとして「強化担当の解任の経緯」に関してしっかりと取材をしてきたのは確かで、それとサポカンでの説明に食い違いがあったということでしょうか。
（スポニチは間瀬コーチの解任など、クラブ内部でないとわからないニュースも取り上げていますしね。）

　もちろん、可能性としてありえるのかな？といったところですけど。

　では、もし「虚偽」があったとして実際にどういったものだったのか。
　当時取材をしていた記者か内部の関係者にしかわからないことでしょうから、真相はこのまま闇の中…ということなのかもしれません。
　「虚偽の説明があった」にとどめ詳しい内容を書かなかったのも、「議事録発表までは詳細を書かないでほしい」というクラブ側のお願いを聞き入れたものではないかと思います。
　かといって、議事録が発表されてから、わざわざ新たに記事を出すようなこともないでしょうし。
　

　個人的には「虚偽」があったのならそれはそれで悲しいけれど、小さなことなら大して気にはなりません。
　もともとクラブ内部の全てが明らかになるモノではないと思っていますし。
　ただ、「強化担当の解任の経緯」を含む今夏のクラブの動向に関しては、今回のサポカンでも大きな1つのポイントだったはずですから、どのような「虚偽」か次第で話しは大きく違ってくるのかなぁと思います。

　ともかく内容がわからないと何とも言えませんので、出来るだけ早めに議事録をアップしてほしいところです。
　今年初旬のサポコミの議事録は出るのが非常に遅かったですから、そうはならないようにしてほしいですね。