ザウバー買収劇に暗雲?
イングランド・フットボールリーグ2(実質4部)のノッツ・カウンティの株主の1つでもあり、BMWが撤退後のザウバーチームを買収したと言われていた投資会社カドバック。
しかし、その中心自分つの1人ラッセル・キングが保険金詐欺で収監され、資産も凍結されているとのニュースが出ています。
詳しくはこちらなどで。
ザウバーの買収はまだ正式には行われておらず、F1エントリーが決まるまでは買収もされないとのことですが、今回のニュースによってカドバックによる買収自体に疑問符が出てきてしまいました。
FIA側はトヨタの撤退が正式には認められていないと主張しているようで、そちらがはっきりしない限りはザウバーのエントリーも決まらないようです。
ただ、タテマエはそうであっても、もともとカドバックへの不信感はF1関係者からも聞かれていましたし、そちらの方の影響もあるのかもしれませんね。
個人的には旧BMWチームは好感の持てるチームだったと思うので、ぜひともうまくいってほしいとは思うのですが、一方で怪しげな企業に対してFIAが警戒するのも当然のことだと思います。
しっかりとカドバックが身の潔白と資金の確保を説明できるかどうかが、今後のポイントになってくるのでしょうか…。