林みのる氏が『AUTO SPORTS』誌に御意見

 林みのる氏といえば童夢の社長であり創業者で、日本自動車レース工業会でもある重鎮です。
 童夢とはレーシングカーメーカーとして有名で、ル・マン24時間耐久レースやジュニアフォーミュラのカテゴリーなどに参戦し、F1への挑戦も計画されたことがありました。
 このあたり、詳しくはWikipediaなどで。


 一方、『AUTO SPORTS』誌は1964年に創刊した雑誌です。
 現在ではF1専門の雑誌が増えおり、数少ないモータースポーツ誌となっています。


 その林みのるさんが『AUTO SPORTS』誌のウェブサイトで書かれた記事に関して、童夢の公式サイトで御意見をおっしゃっています。
 詳しくは読んでいただければ。
 


 内容については敢えて触れませんが、うわべだけを並べて記事を作っても深い文章にはならず、何の生産も生み出さないということでしょうか。
 これは一般のブログなどでも同様なことが言えるわけで、私も十分に気をつけなければいけません。


 個人的にも最近はモータースポーツ関連の雑誌を買わなくなってしまって、業界全体でも部数はかなり減っていると言われています。
 その背景には当然インターネットの普及というものがあって、特にニュース関連の情報は簡単に手に入るようになってしまいました。


 ただ、それでも基本的にモータースポーツ(F1も含め)というものは、特に技術的な部分などにおいて短い文章だけでは伝わらない情報も多いはずです。
 その部分を雑誌などで取り上げていけばいいと思うのに、逆にそういった内容の深い記事を減らして写真とニュースを前面に押し出す雑誌も出てきてしまったように思います。
 写真だとかが駄目だというわけではないのですが、そういうモノをみると部数の減少は時代背景の問題だけでもないような気がします。


 もっとも部数が出なくなったから、雑誌の質が下がったのではないか…とも考えられなくはないのですが、だからと言って雑誌の質を下げてしまっては元も子もないようにも思います。



 逆にサッカー関係の雑誌はドイツW杯あたりから部数が減ってしまったと言われているけれど、最近は以前よりも各誌が工夫しながら雑誌を作っているような印象も受けます。
 昔の代表頼り、スター選手頼りではなく、顧客のニーズを真剣に考えているように思える記事も増えているのではないかと。
 その裏には現状への危機感があったのではないか…と思わなくもないです。



 まぁともかく色々と勉強させていただきました(笑)



 明日は更新お休み。