シンガポールGP、終了
うーん、やっぱり昨年も言ったと思いますけど、シンガポールのコース自体はあまり面白くないな…と(笑)
市街地コースで抜きどころが少ない。
昨年はピケjr.のクラッシュやフェラーリのピット作業ミスなどのサプライズで、エンターテイメント的には面白くなったと思うのですが、レース目線ではさほどおもろくなかった。
しかも、その前のバレンシア市街地コースが散々だったので評価が高かったのでしょうけど、今年のスパ、モンツァの後で鈴鹿の前というのを考えると、やっぱり差が出てしまいますね…。
各所で渋滞が起こるレースになってしまいました。
そんな中で独走でPole to Winを果たしたハミルトン、ベッテルは素晴らしい走りを見せていたと思います。
しかし、ベッテルは痛恨のピットレーン速度違反で順位を下げます。
2位だったロズベルグが白線のカットでペナルティを受けていたので、これがなければ2位の可能性が高ったんですけどね…。
その後、マシンもちょこちょことダメージを負ったのですが、それでも4位。
バトンはセーフティカーの混乱の乗じて順位を上げ5位、バリチェロは6位。
ブラウンGPは今週末いまいち調子が上がらなかったのですが(特にバトンは土曜日の朝にセッティングを変えて大きくマシンバランスを崩す大失態をしてしまったそうです)、さすがロス・ブラウン。
冷静にポイントを獲得させましたね。
ベッテルとしては、チャンピオンシップを考えると、厳しい状況になってしまいました。
2位にはマシン改良がうまくいったと言われているトヨタのグロック、3位にはアロンソ。
このあたり久々の名前が出てきたのは、ちょっと鈴鹿に向けて楽しみですね。
でも、シンガポールではハミルトンの強さが際立っていたと思います。